【独自】“シール貼り男”6年にわたる迷惑行為 目的不明で住人恐怖…取材直前も被害
埼玉県の住宅に夜な夜な不審な男が現れ、玄関や車にシールを貼る迷惑行為が6年間にわたって続いています。取材した日にも、被害が起きていました。
■6年にわたる迷惑行為…一軒だけ狙い?
午前0時、深夜の防犯カメラに映る不審な男。おもむろに車に近付くと、周囲の様子をうかがいながら何かを貼り付け、足早に去っていきました。翌朝、住人が車を確認すると、エンブレムのすぐ上にお菓子のおまけのシールが貼ってありました。シールの被害は、この日が初めてではありません。
被害を受けた住人:「ちょうど、この上の所に。貼られたりしてるいたずらは、何度かされてますね」
なんと、6年にわたり続いているというのです。
住人:「(時には)毎週、毎週シールが貼られてたんで。かなり、30枚近く貼られてると思いますよ」
はがしてもはがしても、シールは貼られます。
住人:「よく相談している刑事さんとかにも、こういうことって近所でされてるんですか?って一回質問したことあったんですけど。ここまで集中される家も、あんまりないですよみたいな」
■“シール貼り男”今度は「食べ物を…」
一軒の家だけを狙って繰り返される、執拗(しつよう)な犯行。住人は、次第にシールが何かの“目印”ではないかと不安を覚えたといいます。実際に空き巣などが、下見の目印としてシールでマーキングをすることがあります。そこで、防犯カメラの設置を決意。すると、夜な夜な訪れる不審な“シール男”が映っていました。しかし、男の行動はエスカレートします。
住人:「棒アイスを投げて捨てていくところです。終電くらいですね。これは今年の7月かな、クレープの時のやつです」
シールに変わり、今度は食べ物を車の上に置いていくようになったのです。 住人:「食べかけのクレープ、サンドイッチ、おにぎり…。今朝も…こんな感じで汚されていて。ちょっとバニラのにおいがしてたんで、きっとなんかジュースかアイスか何かが付けられてるのかなと」
■面識なく目的不明 パトロール強化も…
取材直前にも被害は起きていました。フロントガラスに飛び散った白い液体。自力では洗い落とせず、洗車を余儀なくされました。それだけではありません。
住人:「シュークリームは食べかけじゃなくて、きれいなまま置いてあって…」
6年にわたる嫌がらせの日々。住人は男とは面識がなく、その目的は不明です。 3年前から警察に相談し、警察はパトロールを強化していますが、被害は収まりません。
住人:「小さい子どももいるんで…。まだ食べ物とかで済んでるけど。そのうちタイヤに穴開けられたりとか。そういう、もうちょっと被害が大きくなってくると、本当に困る」 (「グッド!モーニング」2022年8月19日放送分より)
https://www.nagoyatv.com/news/syakai.html?id=000265507
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