去年、大阪・堺市の集合住宅で、隣の部屋に住む60代の男性を暴行して殺害したとして30代の容疑者が逮捕されました。その後の捜査で、この容疑者に対し、堺市の職員が生活保護費を不正に支給していた疑いがあることがわかり、警察は13日、市役所に捜索に入りました。
捜索を受けているのは、大阪・堺市中区役所の生活保護を担当する生活援護課などです。午前9時半ごろ、段ボールを持った捜査員が入りました。去年11月、堺市中区の集合住宅でここに1人で暮らす唐田健也さん(63)に暴行を加えて殺害したとして、隣の部屋に住む楠本大樹容疑者(33)が殺人の疑いで逮捕されました。
捜査関係者によりますと、2人は堺市から生活保護を受給し、たびたび一緒に窓口に訪れていたため、警察が事件に至る経緯を調べていました。
その結果、生活援護課の担当者らが、楠本容疑者に対して生活保護費の一部を不正に支給していた疑いがあることがわかったということです。
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