韓国はここ最近の国際試合で低迷している。WBCでは13年、17年と2大会連続で1次ラウンド敗退。21年に開催された東京五輪では準決勝で日本に敗れ3位決定戦にまわるもドミニカ共和国に屈しメダルを逃した。
「スポーツソウル」は、近年の韓国リーグの興行は代表チームの国際大会の成績と同じ流れを見せているとし、国内リーグの興行指標は「足踏み」はおろか下降曲線を描いていると指摘した。
「今大会はこれまで以上に重要な大会になる」
同メディアによると、21年の東京五輪以降、野球人気が底を打ったという。メダルを逃したことで21年シーズン後半戦の国内リーグテレビ視聴率は急落し、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり観客数が減少。これに伴い球団の売上も減少しリーグ全体に赤信号が灯ったと解説した。
22年シーズンは観客数を制限することなくスタンドを開放したため各球団の収益は回復傾向にあるが、コロナ前の19年より観客数は大きく減少しているという。
このような背景もあり、野球関係者は「今大会はこれまで以上に重要な大会になる」と捉えていると強調した。
李監督は16日に行われた会見で「全ての方々が危機にあると言っているが、危機をチャンスにする。若手とベテランが入り混じった代表チームで出来るだけ多くの試合ができるように準備して頑張りたい」と抱負を語ったという。
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