大手ヘッジファンド「Three Arrows Capital」、ビットコインのポジションを強制清算か=FT報道
シンガポールの大手暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンド「Three Arrows Capital」は、仮想通貨貸借サービス大手BlockFiの追加証拠金(マージンコール)に応じることができず、ポジションを強制清算されたことが分かった。情報筋の話として「Financial Times」が17日に報じた。
Three Arrowsの具体名を出して報じたのはFinancial Timesだが、BlockFiのZac Prince最高経営責任者(CEO)も「ある大手顧客の過剰担保ローンについて我々は最近、最良の判断を下して清算を行った」とコメント。この「大手顧客」がThree Arrowsだと見られている。
Three Arrowsについては今週、債務超過の危機に瀕しているとの疑惑が浮上した。CoinPost提携メディア「The Block」によると、最近の仮想通貨相場の大幅急落の影響で、同社が業界トップのレンディング企業に抵当に出していた計520億円(4億ドル)もの証拠金が清算されたという。その後もThree Arrowsは、複数のレンディングプロバイダーで保有する債務の調整に追われていると報じていた。
全文はこちら
https://www.google.com/amp/s/coinpost.jp/amp/%3fp=359923