2023年4月17日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の過去10年間の輸出額増加率は中国の約半分、台湾の5分の1水準にとどまり、世界市場における『メイド・イン・コリア』の地位が揺らいでいる」と伝えた。
全国経済人連合会が韓国、中国、日本、台湾の輸出競争力を比較・分析した結果、過去10年間で韓国の輸出額は5479億ドル(約73兆6194億円)から6836億ドルに増加し、増加率は24.3%となったが、中国は2兆501億ドルから3兆6045億ドルに75.8%増加、台湾が2167億ドルから4779億ドルに120.5%増加しており、増加率は韓国を大きく上回った。<中略>
専門家は「韓国輸出の競争力低下が続いている」「これまで半導体業況の良さに隠れていた問題が今、浮き彫りになっただけ」だと指摘する。人件費の上昇などを考慮すると、韓国は中国に比べ価格競争力が弱い。技術競争力でも台湾に追い上げられ、難しい状況に置かれているとしている。
韓国と中国の技術力格差も急速に狭まっている。韓国貿易協会が 2011~21年の産業競争関係の変化を分析した結果、中国より「相対的競争優位」にあった韓国の先端産業および中・高等技術水準産業の競争力が、最近は「競合」水準まで落ちていると確認されたという。
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