国の新型コロナ対策の持続化給付金をだまし取ったとして東京国税局職員ら男女7人が逮捕された事件で、大和証券の元社員中峯竜晟被告(27)=詐欺罪で起訴=が 「審査がきちんとされず偽造書類でも簡単に金が出ると思った」と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。
逮捕者は計9人に上ることも判明。組織的に審査の甘さを狙い計約2億円を不正受給したとみて調べている。
捜査関係者によると、中峯容疑者らは大学生らに「200%の利益が出る」と持ちかけ、虚偽の確定申告書をLINEで送信。印刷して税務署で受領印をもらい、控えを受給申請の資料として使ったとみられる。
https://kahoku.news/articles/knp2022060401000072.html