「契約書を全部袋とじにしといて」って言われたので国文学科で数々の袋とじ和書を見てきたワイは全部画像みたいにとじて持って行ったんだけど、ビジネス用語の「袋とじ」はなんか全然意味が違うらしくて上司がキャーって悲鳴あげてて面白い pic.twitter.com/Jkk20XUkJu
— えな鳥 (@wani_kawaiinono) August 14, 2023
「契約書を全部袋とじにしといて」と会社の上司に言われたえな鳥さん(@wani_kawaiinono)。想定外の「袋とじ」に、5万を超えるいいねがつき話題となりました。「国文学科で数々の袋綴じ和書を見てきた」というえな鳥さんならではのスゴ技でつくられた「袋とじ」に驚きと称賛が声が集まりました。
「江戸時代ぽくて和綴じってかっこいいですよね」
「割印が押せない。でも美しい」
「スゴイ技!カッコいいわ!」
「自分も国文学科だし和綴の本は多く見てきたけれど、実際にやろうと思って自分で綴じられるのはすごい」
えな鳥さんが契約書を綴じた方法は、紙を二つ折りにして何枚も重ね、紙の束に小さい穴をあけて、糸で綴じていく日本の伝統的な製本「袋とじ=和綴じ」だったのです。
「袋とじ」は、使われるシーンによって綴じ方はさまざま…?!
えな鳥さんはX(旧Twitter)で「ビジネス用語の『袋とじ』は、なんか全然意味が違うらしくて、上司がキャーって悲鳴あげてて面白い」と続けました。えな鳥さんの会社ではちょっとしたハプニングになったそう。
「①紙は2つ折りにしない。袋にはしない。印刷時は普通の両面印刷でそのまま重ねる、②ホッチキスをテクニカルに5箇所とめる、③細長い紙をおもしろい形に切って3つ折りにして貼り付ける(たぶんここが袋に見えるので袋とじと呼ぶのかも)が正解らしい。トラップすぎる」……と、えな鳥さんの投稿はさらに続きます。
この契約書の「袋とじ」の指示は、馴染みのない人たちにとっては特殊な仕様で、
「袋とじと言われると、切らないと中身が見えない製本だと思うよね(男子限定)」
「同じ言葉でも業界によって意味が異なったりするから、要確認ですな!!」
「えな鳥さんの袋綴じもビックリですが、『袋に入れて閉じた』新人がいたのを思い出しました。多分一番手間の掛からない袋綴じ(笑)」
「金銭消費貸借契約書をラミネートした後輩を思い出しました」
など、実際に間違いを経験した人の意見まで多数集まりました。
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https://maidonanews.jp/article/14986800