「本当に緊急会議ばっかだな」――という話です。
2022年11月18日、韓国企画財政部が主催の「緊急経済大臣会議」が開催されました。<中略>
◆家電よりイカゲームだ!
主に資源価格の急騰による輸入金額の増加は減らすことができないので、(貿易収支は輸出 – 輸入で求めますから)とにかく輸出を増やそう、というわけです。
で、普通の製造業による輸出増といっても限界がありますし、すでに幾度も会議を行い企業にも要請しているので、「今度はコンテンツだ!」というのが、今回の緊急会議の主旨なのです。
そのため、アジェンダが「サービス産業のイノベーション推進」「デジタルメディア・コンテンツ産業の革新およびグローバル戦略」となっているのです。<中略>
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は、サービス産業は全雇用の70%、付加価値の60%以上占めるなど韓国経済の根幹をなしている中枢産業だ、とした上で、コンテンツと家電の輸出金額を比較しています。
これを見ると、世界を席巻しているとする韓国の家電輸出は「2015年:124.8億ドル」から「2020年:69.9億ドル」まで弱体化。
対して、コンテンツの輸出金額は「2015年:56.6億ドル」から「2020年:119.2億ドル」まで拡大。
家電の「-54.9億ドル」をコンテンツが「+62.6億ドル」できれいに埋めたことになります。
つまり、「家電よりBTS(防弾少年団)やイカゲームだ!」と主張するデータです。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/93982
続きを読む