JR札幌駅で6日朝、改札内コンコースの天井から大量に水漏れが起こり、乗降客が行き交う通路が水浸しになった。職員は水の処理に追われ、通勤時間帯の現場は一時騒然となった。けが人は確認されていないという。
JR北海道によると、水漏れは6日午前9時前に発生したとみられる。職員が水を止め、天井板がはがれた部分にシートを張るなどの応急的な修復を実施。水漏れは午前9時半ごろまでに止まったという。
現場は2番線ホーム下のコンコース。「足元が滑るので気をつけてください」と駅員の声が飛んだ。通勤客やスーツケースを引いた旅行客らは突然の出来事に目を丸くしていた。SNS(ネット交流サービス)でも「雨漏りってレベルじゃない。滝行ができますよ」「天井破れて大変なことになっていた」と投稿が相次いだ。
水漏れの原因は調査中。JR北海道の関係者は「全国の駅で何年かに一度、蓄積した雨漏りの水が落ちることがある。水道管をはじめ何らかの管が凍結で破損したのかもしれない」と話した。
全文はこちら
https://mainichi.jp/articles/20230206/k00/00m/040/080000c