京都府京丹後市は22日、市役所前の防災倉庫の解体費など計約7280万円が不要になったと発表した。鉄骨の高騰を受け、解体工事の請負を条件に、鉄骨などの部材が多い倉庫を譲渡する入札を行ったところ、市内の業者が落札。市は解体費が浮いた上、倉庫の売却で330万円の“臨時収入”を得た。
鉄骨2階建て延べ約900平方メートルで、2000年度に建築。市役所増築棟を建てるため、当初予算で解体費6900万円と工事監理委託料380万円を組んだ。
これに対し、市議会から鉄骨の再利用を求める意見が出た。市は総務省や府にも相談した結果、入札を実施することに。1万円から募り、市内の業者が消費税抜き300万円を提示して落札した。業者は9~11月に解体した。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20231123-OYT1T50106/
■他ソース
解体7280万円タダ 逆に収入…工事条件、倉庫売却
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20231122-OYTNT50074/