人工廃棄物が異常なスピードで「新種の岩石」と化していたhttps://t.co/Wci6AH9nma
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) June 18, 2025
英UGはイングランドの海岸で、鉄鋼産業の廃棄物が新種の岩石となっていたことを発見。岩石は普通、数千年〜数百万年という長い年月をかけて形成されますが、この岩石はたった35年で作られていたという。 pic.twitter.com/8OkFVV35fU
イングランド北西部の海岸で、信じがたい現象が起きていました。
かつて鉄鋼産業で廃棄されたスラグ(金属を精錬する過程で出る副産物)が、わずか数十年のうちに“岩石”へと変化していたのです。
これまで、岩石は数千年あるいは数百万年という長い年月をかけて形成されるものと考えられてきました。
しかし英グラスゴー大学(The University of Glasgow)の最新研究で、人間が生み出した廃棄物は最短でわずか35年という異常なスピードで新しいタイプの岩石に変わっていたことが明らかになったのです。 この異常現象は、研究者たちによって「急速人為破砕的岩石サイクル(rapid anthropoclastic rock cycle)」と命名されています。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/179778