1:名無しさん




経団連との意見交換に「意義があった」と語った小泉農相は、「今日は役員の皆さんの中には、建設関係の皆さんもおいでで。今日、私からも持ち出させていただいた議題の1つというのは農業機械も含めて、この”高い”と言われる農業機械だけども、むしろ例えばコンバインが今、2000万円で」と高額な農業機械の話題を切り出した。

小泉農相は「米農家さん、2000万円のコンバインを1年のうち1カ月しか使わないんですよね」と、農業機械は年間の使用期間が短いことを挙げ、「だとしたら普通、買えますか?」と、購入する必要性に疑問を呈した。

続けて「むしろそれだったら、買うんではなくてレンタルやリース、こういったことがサービスとして当たり前の農業界に変えていかなきゃいけないんです」といい、「今、建設業界を見ると、重機や建機のレンタルやリースって当たり前ですよね」と、先ほど意見交換した建築業界と比較。

さらに「どこの中小企業の建設業界の皆さんが、例えばある1つの事業や案件にしか使わない数千万、数億の機械を全部持ってるかといったら、そんな形になってないわけで」といい、「この農業界も本来であれば個人個人で持っていたら、どう考えたって経済的にペイしないのに買ってしまってる。そして売ってる。私はこういったことも変えなきゃいけないと思ってるんです」と農業の改革を訴えた。

最後に「なので、今日はそんなこともお話しさせていただいて、この建設業界で当たり前に根付いているリースやレンタル、こういったことも農業界に入れていきたい、そんな思いから大変前向きな意見交換ができました」と締めくくったのだが――。

https://news.yahoo.co.jp/articles/006c403a2f4e8236792447ef4812424302f70d9e