いくら信用格付けが悪いといっても「11.591%」は無茶苦茶です。こんな金利で社債を発行しても償還できなくなるのは火を見るよりも明らかです。
また、債券市場の取引自体が激減しています。
◆韓国通貨危機以来の取引激減!
2022年11月01日、金融投資協会によると、10月の債券市場の取引は「354兆ウォン」となりました。
これは、対前年同期「455兆ウォン」と比較して「101兆ウォン」も減少です。
韓国債券市場の月次取引が300兆ウォン台まで縮小したのは、2008~2009年の韓国通貨危機時(2009年01月)以来のことです。
今回の資金調達市場における衝撃がいかに大きかったのかを示しています。
債券発行額も10月は「55兆359億ウォン」にとどまりました。信用格付けで優良な企業ですら利率が高くついて社債の発行に二の足を踏む状況が続いています。
韓国政府は、信用格付の高い銀行に債券を発行するのを控えるようにという指示も出しています。銀行債に資金が集まって、非金融企業の債券に資金が回らなくなるからです。
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