スペイン北西部の村がまるごと売りに出され、SNSなどで注目を集めている。価格は26万ユーロ(約3750万円)。ポルトガル国境に近い村で、何が起きているのか。
英BBCによると、村の名前はサルト・デ・カストロ。首都マドリードから車で北西に3時間ほどの場所に位置する。村には44軒の住宅、ホテル、教会、学校、公営プールまで備わっている。元々は貯水池の建設労働者のために発電会社が開発した村だったが、貯水池が完成すると住民が離れ、1980年代後半には廃虚になったという。
その後、売却に出されたこの村を現在の所有者が2000年代初めに、観光地に変えるつもりで購入した。だが、その計画はユーロ危機で破綻(はたん)したという。80代になった所有者は「都心に住んでいて、維持管理ができないから売りに出す」と説明しているという。
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