トンガ噴火、火山灰で飲料水汚染 リゾート地全壊
オーストラリア駐在のトンガ政府高官は、偵察機が17日夜に帰還するとし、トンガ政府が支援の優先順位を決めるまで、支援活動を待ってほしいと述べた。支援物資の搬入で新型コロナウイルスが持ち込まれることを懸念しているという。トンガでは新型コロナの感染は確認されていない。
同高官によると、海底ケーブルが損傷を受けたため、海外との通信回線を復旧するには1週間以上かかる可能性がある。トンガ内閣は優先課題を協議中。国内の電話回線は復旧したが、火山灰で飲料水が汚染されていることが問題という。
トンガのリゾート地ハアタフビーチのオーナーがフェイスブックで明らかにしたところによると、同ビーチは全壊した。
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https://jp.reuters.com/article/tonga-volcano-idJPKBN2JR0EA
噴火で大被害を被ったトンガに宮城県が援助を表明して、東日本大震災の時の恩を返す意向を示唆
宮城の村井知事「トンガに支援を考えたい」震災の恩返し
宮城県の村井嘉浩知事は17日の定例会見で、海底火山が噴火した南太平洋の島国トンガに対し、被害状況に応じて支援を講じる考えを示した。「(平成23年の)東日本大震災でお世話になった恩を忘れたわけではない。被害の状況によって、県として支援を考えたい」と語った。
外務省によれば、トンガ政府は東日本大震災の被災者に対し、義援金20万パアンガ(約900万円)を送ったほか、トンガの生産者や輸送業者らがサトイモを届けてくれたという。
トンガは通信状況が悪化しており、被害の詳細は明らかになっていない。
https://www.sankei.com/article/20220117-VJIQMAUJMVMSDLYJTQUTUNXOG4/
衝突時に前ガラスが離脱する可能性が確認されたため、現代自動車がアメリカで2万6千台をリコール
現代自動車の北米法人は16日(現地時間)、2020年式ソナタ・エラントラ(アバンテ)・サンタフェ、2021年式サンタフェなど26,413台をリコールすると明らかにした。
ソナタ9,596台、エラントラ8,256台、サンタフェ8,561台は衝突事故時に前ガラスが離脱する可能性が確認されたことからリコールに入る。
リコールを命じた米国高速道路交通安全局は「フロントガラス接着剤において不適切な添加剤を確認した」とし、「高速(道路)で風の音が大きく聞こえたり、ひどい場合は水が漏れたりする」と伝えた。
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https://korea-economics.jp/posts/22011703/
トンガ噴火の火山灰が3000km離れた地点にも到達した事実が確認されて農作物への被害が深刻化
トンガの火山灰 3000キロ以上離れたオーストラリアに到達
南太平洋・トンガの火山島で15日発生した大規模な噴火の火山灰が、3000キロ以上離れたオーストラリアに達していることが衛星の画像などで確認され、現地の当局が航空機の航行などに注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、日本時間の15日午後1時ごろ、トンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生し、噴煙が高さ1万6000メートルまで上がりました。
オーストラリア・ダーウィンの航空路火山灰情報センターによりますと、日本時間の17日午前11時半ごろまでにオーストラリアの北東部に火山灰が到達したということです。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220117/k10013435401000.html
衛星電話を利用した連絡により外務省が在トンガ邦人40人全員の無事を確認することに成功した模様
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ1K52KKQ1KUTFK00Y.html
「トンガの邦人40人は無事」外務省幹部 現地は衛星携帯でやりとり
外務省によると、トンガには国際協力機構(JICA)関係者ら約40人の邦人がいる。トンガでは停電と通信障害が続いているため、現地大使館とは衛星携帯電話で連絡を取っているが、通話できる時間は限られているという。現地から情報が出せないため、外務省が日本からツイッターなどで情報発信している。
現地からの報告によると、在留邦人とはほぼ連絡がついており、今のところ無事という。周辺国の邦人についても、被害の報告は入っていないとしている。
同省幹部は「現地の状況がまだよく分かっていない。できるだけ早く支援をしたい」と話す。
トンガ偵察に出撃したNZ空軍機がトンガに着陸することなく帰還、支援物資は別機体で届ける予定
Tonga Response
https://nzdf.mil.nz/nzdf/significant-projects-and-issues/tonga-response/
1月17日 午後4時30分 ニュージーランド空軍のP-3K2オリオン機は、本日08時20分頃にオークランド基地を出発した。乗組員の計画では、まずハアパイ諸島の上空を飛行し、次にトンガタプの上空を飛行して滑走路と港の状況を確認する予定であった。同機はトンガには着陸せず、本日夜、オークランド海上自衛隊基地に帰着する予定である。これまでのところ、トンガ王国から今回の偵察飛行以外の正式な支援要請は受けていないが、要請があればいつでも対応する用意がある。
NZDFはRNZAFのC-130H(NZ)ハーキュリーズを待機させ、明日トンガタプの滑走路に安全に着陸できれば、支援物資を届ける予定である。また、トンガまでの距離を考慮し、ニュージーランド海軍の艦船が配備の準備を進めており、正式な支援要請よりも先に配備される可能性があります。また、必要に応じて救援物資や人員を輸送するため、さらなる軍の飛行も可能です。
メディアの皆様へ 様々な理由により、撮影された画像の公開が遅れることがありますが、画像が公開され次第、すべてのメディアにお知らせします。その際は、こちら(http://bit.ly/nzdfmedia)をご覧ください。
イギリス政府がBBCの受信料廃止を示唆して、民間に対抗できるコンテンツ作りを求めている
英文化相、BBCの受信料制度廃止を示唆
英政府のデジタル・文化・メディア・スポーツ相は16日、BBCの視聴契約料(受信料に相当)について次回の発表が最後になるとツイートした。「素晴らしいイギリスのコンテンツ」を売るための新しい方法を話し合う時期だとして、受信料制度にもとづく公共放送のあり方を大きく変更する方針を示唆した。
文化相の発言に加えて一部の未確認報道によると、ボリス・ジョンソン政権は年間159ポンド(約2万5000円)の受信料を今後2年間、凍結する方針という。
BBCの番組やサービスは主に受信料収入をもとに製作されている。主に受信料で作られているものには、テレビ・ラジオ番組、ウェブサイト(日本語版など一部を除く)、ポッドキャスト、イギリス国内限定の番組オンデマンドサービス「iPlayer」、各種アプリなどが含まれる。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/99816ef4af976a97c988ebb37b83be6df3121ec9
アメリカの総発電量の10%を流用して生物搭載型宇宙船を光速の30%にまで加速する計画が立案される
恒星間航行をはじめて行う生物はクマムシになりそうです。
NASAが資金提供するカリフォルニア大学の宇宙計画「スターライトプロジェクト」によれば、手のひらサイズの薄い帆を持つ宇宙船を「光速の30%」まで加速させ、恒星間航行を行う計画があるとのこと。
また、宇宙船の搭乗員かつ被検体には、過酷な環境に耐えるクマムシが有力候補として挙がっているようです。
もし計画が実現すれば、恒星間航行(片道切符)を最初に行った生物としてクマムシが歴史に刻まれるでしょう。
どうやって「光速の30%」まで加速させるのか
スターライトプロジェクトは「現実的な経済性の範囲」で行う恒星間航行法として、”指向性エネルギーを用いた相対論的速度での星間移動”を計画しています。
つまり簡単に言えば、お金をかけずに亜光速を出せる宇宙船を開発する、ということです。
その方法として、超軽量の薄い帆を持つ宇宙船に、地球からレーザーをあて続けることを提案しています。
目標地点となっているのは、地球から4光年ほどの最も近い恒星系であるプロキシマケンタウリに存在する2つの惑星のいずれか、とのこと。
https://nazology.net/archives/103181
トンガの大規模な再噴火を報じたAFPが「新たな噴火は確認されなかった」と記事配信を取り消す
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ1K447MQ1KUHBI00X.html?iref=sp_inttop_all_list_n
「トンガで大規模な再噴火」AFPが記事配信 確認されず取り消し
海底火山の大規模噴火が15日にあった南太平洋のトンガ諸島で、AFP通信は17日朝、「大規模な再噴火が起きた」とする記事を配信したが、その後、取り消した。「新たな噴火は確認されなかった」としている。
AFP通信は17日午前8時45分、「トンガの火山で別の『大規模な噴火』が検知された」と速報。その後、火山灰に関する情報を航空業界に提供している、オーストラリアにある機関の情報として、「同日午前7時10分に検知された」という記事も配信した。
15日の大規模噴火では、日本を含む太平洋沿岸の広い地域で津波が観測された。トンガでは国外との通信が難しい状況が続いており、被害の全容ははっきりしていない。(松井健)
トンガ王国の下院議長が声明を発表、国際社会に対して早急な支援を必要性を訴えている
Mariner Fagaiava-Muller
@marinerfagaiava
Statement from Tonga’s Speaker of the House Lord Fakafanua, via @JohnPulu:
(トンガ王国 ファカファヌア下院議長の声明 @JohnPulu 経由)
https://twitter.com/marinerfagaiava/status/1482842345427333121
(日本語訳)
ファカファヌア卿からの声明
2022年1月15日、未曾有の火山噴火の後、壊滅的な津波がトンガ王国を襲いました。また、多くの地域がかなりの火山灰の降灰の影響を受けました。現在も通信が遮断されており、人命や財産への被害の全容は不明です。トンガでは、国民に新鮮な飲料水と食料を提供するため、早急な支援が必要です。トンガの災害救援基金に関する詳細は近日中に発表される予定ですので、支援を希望される方はトンガの救援活動に直接寄付することができます。親切に提供された援助が必要としている人々に届くように、私たちは救援基金が検証され、透明性のある正当なものであることを確認しなければなりません。どうかトンガの人々のために祈りを捧げ、神の祝福がありますように。
【参考】トンガ王国立法議会・ファカファヌア議長(出典:Wikipedia「Fatafehi Fakafanua」記事)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0d/Fatafehi_Fakafanua.jpg
本日、トンガで二度目の「大規模な噴火」が観測された事実をダーウィンの観測施設が発表
トンガ沖で再び「大規模噴火」 豪観測機関
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20220117-00000006-jij_afp-int
【AFP=時事】オーストラリア・ダーウィン(Darwin)の航空路火山灰情報センター(VAAC)は17日、南太平洋のトンガ沖で日本時間午前7時10分に再び「大規模な噴火」を観測したと発表した。15日の噴火では、太平洋沿岸各地で津波が観測された。
米ハワイの太平洋津波警報センター(PTWC)も大波を観測したと明らかにした。「トンガの火山が再び噴火した可能性がある。このような大波を起こすような規模の地震は確認されていない」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News
スパイダーマン記念舞台挨拶のサプライズがファンの期待を裏切る内容で途中退席する人が続出
SixTONESの登場に荒れる映画ファン
今月8日、都内で行われた映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開記念舞台挨拶にSixTONESがサプライズで登場した。本作の日本語吹き替え版主題歌を担当したSixTONESは振付けに同作の世界観を多く散りばめた『Rosy』を生歌唱。その模様は全国の劇場335館に生中継され、披露後にはメンバーそれぞれが挨拶をすることに。しかし、冒頭のようなつぶやきがSNS上では見受けられるようで……<中略>
「舞台挨拶登壇予定者は『スペシャルゲスト』という記載しかありませんでした。そのため、映画のファンは同作の出演俳優や吹き替え版を担当した声優の登壇を期待している人も多かったと思います。
ところが、サプライズで登場したのがSixTONESだったため、生中継先の映画館では、がっかりして途中退席する観客がいたようです」
全文はこちら
https://news.livedoor.com/article/detail/21486639/
アパレル業界の常識を破壊する世界で初めての法律がフランスで成立して、関連業界は変革を迫られている模様
リサイクル、寄付での処理を義務づけ
そんなアパレル業界の根本を揺るがしかねない規制の運用が2022年1月、ファッションの発信地であるフランスで始まった。売れ残った新品の衣類を、企業が焼却や埋め立てによって廃棄することを禁止するという内容だ。
禁止令は、2020年2月に公布された循環経済に関する法律(loi anti-gaspillage pour une économie circulaire)で定められたもの。同法は、脱プラスチックや、廃棄される製品の再利用を促し、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会構造を是正することを目的に制定された。
その中で衣類や家電については2022年1月から、売れ残り品をリサイクルや寄付によって処理することを義務付ける。食品以外の在庫廃棄の規制に踏み切った法律は世界初。脱炭素化の潮流が世界的に加速する中、今回の規制について日本のアパレル企業も他人事ではいられない。
全文はこちら
https://toyokeizai.net/articles/-/502810?display=b
韓国-UAEが共同で水素産業を育成する新プロジェクトを訪問中の文在寅大統領が提案した模様
アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は16日(現地時間)「水素産業は炭素中立の鍵だ。炭素中立は確かに容易ではないが、両国が連帯と協力で水素産業を育てていけば挑戦の中から新たな機会を得る」と明らかにした。
文大統領はこの日、ドバイで開かれた‘韓国-UAE水素協力ビジネスラウンドテーブル’の行事に出席し、両国の経済人たちの前でこのように述べた。
文大統領は続いて「水素はクリーンエネルギーの中で最も活用度が高い。自動車、船舶、航空機の原料にもなるし、燃料電池にも活用されているので多くの国が注目している。UAEも(政府と企業が参加する)『アブダビ水素同盟』を作り、グリーン水素とブルー水素の生産工場を強化している」と紹介した。
グリーン水素は水を電気分解して得られる水素であり、ブルー水素は化石燃料から生産される環境にやさしい水素だ。
全文はこちら
https://s.wowkorea.jp/news/read/331427/
トンガの現状を把握するためにNZ空軍が航空機を出撃させて命懸けの調査活動を強行する模様
https://pbs.twimg.com/media/FJP3CwKaQAEKC7U.jpg
@NZDefenceForceツイートより
17 January, 8:42am: A Royal New Zealand Air Force Orion aircraft has left Base Auckland this morning for Tonga to assist in an initial impact assessment of the area and low-lying islands.
(1月17日8時42分(NZ現地時間):ニュージーランド空軍のオライオン機が今朝オークランド基地からトンガに向けて出発し、この地域と低地の島々の初期影響評価を支援する。)
https://nzdf.mil.nz/nzdf/significant-projects-and-issues/tonga-response/
【閲覧注意】津波に襲われるトンガ
https://dotup.org/uploda/dotup.org2699186.mp4_RTcVhlue8kzNDjZU8IJS/dotup.org2699186.mp4
https://youtu.be/Nj0RtM3UPMg
日本の物価が史上最大の伸び率を記録しており、消費者への販売価格転嫁で負担増はほぼ確実に
日銀が14日発表した2021年12月の国内企業物価指数(15年平均=100、速報)は、前年同月比8・5%上昇の108・7だった。21年の年間を通した指数は前年比4・8%上昇の105・1となり、比較可能な1981年以降で最大の伸び率を記録した。原油など原材料価格の高騰と円安に伴う輸入物価の上昇が影響し、歴史的な高水準が続いている。
12月の伸び率は過去最大だった昨年11月に次いで2番目の大きさ。10カ月連続で前年水準を上回った。企業の仕入れ費用がかさみ、消費者への販売価格に転嫁されて家計の負担増につながる可能性がある。
12月企業物価、8・5%上昇 原材料高と円安、年間は過去最大
https://www.tokyo-np.co.jp/article/154188
ソニーが自前の人工衛星を打ち上げて一般人にアプリでリモート操作させる新事業を開始する
ソニーは、一般ユーザーが人工衛星に命令して地球などの写真を撮影できるプロジェクト「STAR SPHERE(スタースフィア)」を発表。2022年10月以降に人工衛星を打ち上げる。また、衛星に命令を出せる「撮影シミュレータ」も開発し、一般公開する。
打ち上げた衛星は、リモートで地上から操作が可能。一般公開する「撮影シミュレーション」アプリによって、誰でも衛星に指示を出して撮影ができる。4K動画や静止画、HD動画によるライブ配信も可能になる予定。撮影シミュレーションアプリでは、実際に衛星が通過する予定のルートをリアルタイムで確認できる。アプリから自分が撮影したい場所と時間を指示すると「予約」が入り、衛星がその場所に到達した段階で指示通りの映像を取得し、地上に送信する。これによりユーザーは、人工衛星で宇宙から撮影した自分だけの映像を手に入れることができる。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1380372.html
東大前事件が犯人のお粗末すぎる計画により惨事を免れていたことが警察の取り調べで判明
東京・文京区の東京大学の前で受験生ら3人が切り付けられた事件で、逮捕された17歳の少年が「電車内で液体をカバンに染み込ませて燃やそうとした」という主旨の話をしていることがわかった。
名古屋市の高校2年の少年(17)は、取り調べに対し、東大に来る前、「電車で液体をカバンに染み込ませて、カバンごと燃やそうとしたが燃えなかった」と話していることが捜査関係者への取材でわかった。事件直前には、東京メトロ南北線の車内で液体が漏れたリュックサックが見つかっていて、警視庁が事件との関連を調べている。
警視庁は、犯行に至った少年の動機について詳しく調べている。(ANNニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1b68684c8dc7589814e0515ca210267da7dae89
2022年度の共通テスト数学がありえない想定を前提とした問題だと判明して受験生が悲鳴を上げる
高校生新聞2022.01.16
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/8501
2022年度大学入学共通テストの「数学ⅡB」は昨年よりやや難化した。問題文が長くなり、予備校は「時間内にすべて解くのは大変」と分析している。受験生からは「数学で長文はやめて」という悲鳴や、日常生活に題材をとりながらも「歩行者と自転車のありえない動き」を把握するのに手間取り、に戸惑う声も聞かれた。
■昨年よりやや難化、会話文を含む問題増加
昨年と同様、大問5問の構成。第1問と第2問が必答で第3問~第5問の中から2大問を選択する形式も同様だった。量は昨年より5ページ増え、問題文が長くなった。河合塾は「各大問の最後の設問を解くためには、それまでに行われてきた議論を振り返る必要がある。時間内にすべての問題を解くのは大変だろう」とコメントしている。
出題傾向としては、昨年に比べ会話文を含む問題が多く、「頻繁に太郎さんと花子さんが登場し、解答者は、2人が問題を解決する過程を追体験することになる」(河合塾)。全体を通して、「幅広い知識の活用が求められ、平均点が高かった昨年と比べてやや難化」(駿台とベネッセが運営するデータネット)。
■受験生の反応は?「数学で長文問題は止めて」
数学ⅡBがツイッターのトレンドランキング入り。話題になったのは第4問「数列」だ。歩行者に自転車が追いかけ追い付いたらお互い止まる…など、設定が長文にわたり説明されており、シチュエーションを把握するのに苦戦した人が多かった模様。
ツイートによると「数IAはハッタリで数IIBが本物の敵でした」「数IIB終わって解散した瞬間に隣の人が鉛筆折ってて草」と難しさを嘆く人や、第4問の長文っぷりに「数IIBで長文問題出すんじゃねぇ 国語で積分するぞ」と怒りの声、歩行者と自転車の日常ならあり得ない動き方に「なにしてんねん」「家と歩く人をずっと往復する自転車 怖いよ」とツッコミを入れるなど、さまざまな声が上がっていた。
物議をかもしている大学入学共通テスト数学ⅡB第4問
トンガ噴火の衝撃波がアラスカ半島にまで到達して、専門家は「1000年に1度」の大規模噴火との見方を示す
【シドニー時事】南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で15日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が押し寄せた。トンガは通信インフラが遮断され、被害の把握や安否確認が難航。噴火した火山は昨年12月ごろから活動が活発化しており、一部の専門家は「1000年に1度」の大規模噴火との見方を示している。
噴火したのは、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロにあるフンガトンガ・フンガハアパイ火山。報道などによれば、噴火の地響きが数分にわたり続き、火山灰や煙などが上空に噴き上がった。噴火による衝撃波は約1万キロ離れた米アラスカ州にも伝わったという。 トンガ全土に津波警報が発令され、SNS上では津波が建物を襲う様子や、避難する人々の車で渋滞が起きた様子が伝えられた。バヌアツでは最大2.5メートルの津波が報告されたとの情報がある。
これまでのところ死傷者が出たという発表はないが、ニュージーランドのアーダーン首相は16日の記者会見で、ヌクアロファの海岸で船が陸地に打ち上げられるなどトンガで「大きな被害」が出ていると懸念を表明した。
ラジオ・ニュージーランドによると、この火山について専門家は、900~1000年置きに大規模な噴火を起こしていると説明。前回の大規模噴火は西暦1100年ごろで、タイミングから判断して「今回の噴火は、こうした大規模事象の一つのようだ」と話している。 【時事通信社】
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-1423160/