開発者も困惑!教えてないのに会話型AIが突然ベンガル語の翻訳能力を獲得した!?
「AIと言えば学習、学習と言えばAI」
そんな常識が通用しなくなってきました。
海外メディアがGoogleの技術幹部ジェームズ・マニカ氏に対して行ったインタビューによって、Google社が開発したある会話型AIが学習なしに「ベンガル語」の翻訳能力を獲得したことがわかりました。<中略>
Google社は複数の会話型AIを開発してきましたが、今回の報告によるとある会話型AIはベンガル語について学習を行ったことがないにもかかわらず、ベンガル語での入力刺激をほんの少し行っただけで、完全なベンガル語の翻訳能力を獲得したのだといいます。
ベンガル語とは、南アジアにおけるバングラディッシュおよびインドの一部地域で使用されている言語です。
この言語は2億6500万人以上が使用しており、2019年時点では世界で7番目に利用者の多い言語とされています。
ベンガル語がどんな言語であるかはともかく、専門の学習をしていないAIが翻訳能力を獲得するというのは驚きです。
この発見を重要視したGoogleでは会話型AIの言語能力にかんする本格的な研究が開始されました。
「AIの機能を調べるならば開発者に尋ねれば直ぐ答えが得られるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし突然のベンガル語能力獲得は開発者も全く意図していないものであり、なぜそんなことが起きたのかは全く不明でした。
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https://nazology.net/archives/125025