モスクワに今日と明日の2日間で月間降水量の半分に匹敵する大雨が降るという予報が出ている。
モスクワに今日と明日の2日間で月間降水量に匹敵する大雨が降るという予報が出ている。https://t.co/pNrkO1Pygc
— Lowbrow (@lowbrow22) May 8, 2022
モスクワに今日と明日の2日間で月間降水量の半分に匹敵する大雨が降るという予報が出ている。
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数百匹の野生ウサギが生息し、「ウサギの島」として人気を集める広島県竹原市の大久野島でカラスやネズミなどの害鳥や害獣が増えている。観光客が持ち込んだウサギの餌の食べ残しが原因とみられ、ウサギのために与えた餌が「天敵」を増やすという矛盾にあえぐ。事態を受け、島を管理する環境省などは観光客へのマナーの啓発などを担うサポーターの育成に乗り出した。
大久野島のウサギは、島内の小学校で飼育されていた数匹が1970年代に放たれ、野生化して増殖したとされる。開設された国民休暇村のシンボル的存在として人気を呼び、市のPRもあって観光スポットになった。観光客らがSNSなどで「ウサギ島」と紹介したことで知名度が上がり、2013年に約12万5000人だった観光客数は、19年には約28万9000人に膨れあがった。かつて旧日本陸軍の毒ガス兵器工場があり、今も各所に遺構が残る島だが、今では「ウサギ島」の愛らしいイメージが定着している。
島内でウサギの餌は販売しておらず、観光客が持ち込む野菜などが生息を支える。ただ、多すぎて食べ残した餌が放置され、それを餌とするカラスやネズミ、イノシシなどの増加を誘発。本来、ウサギは食べてはいけない菓子パンやスナック菓子などを与える観光客もいる。また、餌を奪う際にカラスがウサギの目をつついたり、弱ったウサギを捕食したりするケースも確認されており、生息環境に影響が及んでいるという。
全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220501-OYT1T50015/
自宅のベランダなどにハトが巣を作り、糞(ふん)などによる被害を訴える人が増えている。鳥害対策を専門に行う「日本鳩対策センター」によると、新型コロナウイルス禍を受けた在宅勤務の拡大で、被害に気付くケースも少なくない。ハトは帰巣本能が強く、巣を作ってからでは遅いという。春から初夏は繁殖のピークとされ、不在にしがちな大型連休が住みつくきっかけになる可能性もある。(本江希望)
高層からの眺望と静かな環境にひかれ、7年前に東京都台東区内のマンションの10階の部屋を購入した40代の女性会社員も「招かれざる客」に悩まされていた。ベランダの窓を開けると、防鳥ネットに覆われ、あちこちに所狭しと、剣山のようなハトよけグッズが並ぶ光景があった。
「ネットでハト対策について調べて、自分で取り付けた。これだけやっても、諦めずにやってくる。ハトでこんなに悩むことになるなんて」と肩を落とす。
マンションはハトが多い上野公園の近くにある。数年前からハトが来るようになり、新型コロナで在宅勤務が増えると、鳴き声や糞が気になるようになった。やがて糞の量も増え、ベランダで洗濯物を干すこともできなくなったという。
「早いときは、朝の6時から昼まで『ポーポー』と鳴いていて、飼っているネコも気になって落ち着かない。ベランダの洗濯機の裏に巣があるのを見つけたときは、ショックでしたね」
ハトは野生鳥獣として「鳥獣保護管理法」で保護されている。このため、許可なく捕獲したり、傷つけて駆除したり、卵やヒナのいる鳥の巣を撤去することは禁止されている。集合住宅の場合、管理会社が対応するケースもあるが、基本的には個人の負担で防鳥対策をしたり、業者に依頼したりする必要がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15feb7514ee0d6272cb0f98648ac8a635d7a48ea
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、沈んだ船の内部を撮影した水中カメラが船体内に取り残され、回収不能となっていることが5日、分かった。行方不明者12人の捜索に当たっている第1管区海上保安本部が明らかにした。
1管本部によると、水中カメラは洋上の母船から海中に投入され、接続されたケーブルを使って遠隔操作する。水深約120メートルの海底に沈んだ観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の船内の撮影は、北海道警のカメラが3日午後に初めて成功し、4日に写真10枚を公開していた。
その道警のカメラは3日の撮影後に船体内部の捜索を続けていたところ、何らかの原因で動けなくなった。何かに引っかかった可能性があるという。ケーブルは切断され、カメラは船室の出入り口付近に取り残されているとみられる。
全文はこちら
https://www.asahi.com/articles/ASQ555GNNQ55UTIL00K.html
写真版 “ウォーリーを探せ” も作れそう
3cmから1.7kmまですべてにピントが合った写真を撮れるレンズを開発。三葉虫の眼から着想【Gadget Gate】
米国立標準技術研究所(NIST)の研究者らが、3cmから1.7kmの距離のどこにでもフォーカスを合わせられるカメラレンズを開発したと発表した。このレンズは通常のものとは異なり、約5億年前に生息していた三葉虫の一種が持っていた、特殊な眼の構造からヒントを得ている。
一般的な三葉虫は、単一の眼が無数に集まってできた複眼と呼ばれる構造により、いわゆるレンズ部分と視覚細胞が1対1でつながっていたと考えられている。これは、現在の昆虫にも見られるしくみだ。
https://www.phileweb.com/sp/news/d-camera/202205/02/1063.html
米テキサス大学オースティン校の研究グループは、人工知能の力を借りて、プラスチックを短時間で分解できる酵素を開発した。
ペットボトルでお馴染みのPETだが、自然環境では分解されるまで400年かかると言われている。しかし新しい酵素を使えば、1日から1週間で24時間で分解できてしまう。
数百年かかるプラスチックの分解を1日~数日で可能にする酵素を開発
「この最先端のリサイクル法を活用できる業界は無限にあります」と、研究グループの化学エンジニア、ハル・アルパー氏は語る。
「廃棄物処理業界だけでなく、あらゆる分野の企業にとっても自社製品のリサイクルを進めるチャンスになるでしょう」
天然のプラスチック分解細菌の酵素と人工知能を利用
その酵素を「FAST-PETase(ファストペターゼ)」という。FASTはFunctional(機能的)、 Active(活発・能動的)、 Stable(安定)、Tolerant(耐性)の頭文字をとったものだ。
ペターゼは、もともとPETプラスチックを分解する細菌が持つ酵素だ。これをもとに、機械学習で分解速度を高めるだろう突然変異5つを予測させて開発されたのが、ファストペターゼである。
ファストペターゼは、プラスチックを基本的な分子にまで切断(脱重合)してくれる。
その過程は最短で24時間、長くても1週間だ。ペットボトルが自然に分解されのに約400年かかることを考えれば超高速である。
https://karapaia.com/archives/52312387.html
桂田社長、沈没は「クジラの可能性」 知床の観光船事故
【斜里】オホーツク管内斜里町の知床半島沖で小型観光船「カズワン」が23日に遭難した事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が、遭難した船の運航を正当化しているとも読めるメッセージを29日に従業員に送ったことが分かった。また、桂田氏が船体への浸水の原因を、動物との衝突と主張していることも、関係者への取材で分かった。
メッセージはLINEで、経営する宿泊施設の従業員らに送信した。事故が起きたのはウトロ漁港に午後1時に戻るコース。桂田氏は「船が予定通り(午後1時に)戻れれば、(波高は)1メートル前後の許容範囲内だったことがわかります」と記した。続けて、事故があった23日のウトロ漁港の気象データを送信し、正午の波高が0・69メートルだったことを示した。
ただ、実際には午後1時の波高は1・88メートル。予定通りに戻っていても、コース上の波高は同社の運航基準で定めた1メートルを超えていた可能性がある。桂田氏は27日の記者会見で、当日の運航について「今となれば、判断は間違っていた」と謝罪したが、会見2日後に送ったこのメッセージでは運航判断を正当化しているとも取れる。
メッセージでは「マスコミは面白がり物語を作ります。なるだけテレビを見ないで」とも記した。
また、桂田氏は関係者とのやりとりの中で「(遊覧船が戻る際は水深が)深い所をまわるので、水が漏れるような座礁はしない。ただ、クジラに当たったり、突き上げられると穴が空く可能性はある」と話し、確たる裏付けがないまま、事故原因は高波や座礁ではなく、動物との衝突と主張していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0b4583c9c7fb765f40446218d68de3ceeb897c
山梨県道志村の山中で子どもの頭部とみられる人骨の一部が見つかったことを受け、山梨県警は29日、同村のキャンプ場で2019年9月に行方不明になった小倉美咲さん(9)=千葉県成田市=のものと似ている子ども用の靴の左足側を発見した。28日に見つかった右足側と同じメーカーで、色やサイズが一致しており、靴下の片方も見つかった。連日、現場で取材を続けている元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は30日、当サイトに対し、現状を解説した。
人骨は頭の一部とみられ、小倉さんが行方不明になったキャンプ場から東約600メートル地点にある沢で発見された。左右両方の靴と靴下の片方の計3点、数メートルの範囲内で見つかったが、人骨が見つかった地点からやや離れた、沢の上流だった。靴のサイズはi20センチで、色はエメラルドグリーン。小倉さんの靴と特徴が一致したという。人骨に関して、県警はDNA型鑑定などにより身元の特定を進めている。
小川氏は28日の現場取材後に「キャンプ場から直線で600メートルくらいの距離で、早い段階からこのあたりも捜索の対象になっていました。見つかった後頭部の骨の一部からのDNA型鑑定の結果待ちになります。毛髪とか血痕等とは違って、人骨は日数がたっていますので、鑑定に時間を要する」と指摘。さらに「他の骨や衣服などは見つかっていないことから、今回見つかった骨だけが風や土砂などによって別の場所から移動してきた可能性もある」と推察した。
翌29日は激しい雨のため、捜索は午後2時過ぎに打ち切られた。レインコート姿で取材に当たった小川氏は「警察の発表では、見つかった靴はそれほど劣化していないとのこと。美咲さんが行方不明になってから2年7か月たっているが、もしこの靴が本人のものだとしたら、その長い期間に、雨や土砂によって靴はある程度、劣化しているはずだが。そこをどう考えるか。まだ美咲さんの靴かどうかは分からないので」と指摘した。
現状では「人骨や靴が美咲さんのものである可能性があるという段階で、結論が出ることはなく、まだ時間を要する」という。今後について、小川氏は「これまでと同様、事件と事故の両面で捜査は進められていくでしょう。また、今回発見された沢の周辺、沢の上流、下流沿いを重点的に捜索し、他の遺留品等の発見に努める捜索が続けられると思います」と見通しを語った。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/22091282/
劣化もなく目立った傷もなし
元刑事も靴の保存状態のよさに疑問
ロシア軍がウクライナのドンバス〔ドネツィク(ドネツク)・ルハンシク(ルガンスク)各州)をはじめとする東部戦線で大々的な攻勢を始めて10日が経過したが、進撃速度が予想よりも遅いという分析が出ている。西側の分析によると、ロシアは当初5月頭までにドンバスを掌握した後、来月9日の「第2次世界大戦勝利記念日」に合わせて勝利を宣言する計画だったという。
しかしウクライナ国防省がドネツィク・ルハンシクだけでロシア軍の攻撃を9回撃退したことが明らかにするなどロシア軍はこれといった成果があげられていない。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は米国戦争研究所の分析を引用して「ロシア軍はウクライナ東部で遅々とした進展を見せている」と27日(現地時間)、伝えた。
英国日刊紙タイムズなどによると、西側政府の官僚や専門家はロシアの進撃速度が落ちた理由について「悪天候とロシア軍の慢性的な疲労感、西側の武器支援とウクライナ軍の反撃」など大きく5つの要素が作用していると分析した。ロシア軍は東部戦線で北・東・南側の3方向から攻撃を加えていて、今後数週間が峠になるだろうとの見通しが出ている。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/290501
知床遊覧船・桂田社長 被害者家族に促され遺体安置所へ 花も持たず献花台に 募る不信感https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3b6a388acf40882b59f647f9bb6050a3cc9e0c
一方、家族側への説明も進展が見られない。家族側が求めていたのは、事故が起きた23日の詳細な状況の説明。出航を判断した理由や打ち合わせの内容、桂田氏が取った行動など、時系列とともに何があったかを示すものだ。
だが桂田氏が午前に提出した資料は、インターネットで調べた事故当日の天気と、昨年の監査を受けて運輸局に提出した改善事項の2つだけ。家族側は「求めているものとは全く違う」とあきれ果てた。さらに、提出された天気のデータは海上ではなく陸上のもの。国交省の担当者は「海上の状況説明にはならない」とお粗末な資料に困惑していた。
午後にも説明会を行い、国交省が気象データを用意して、家族側に提示した。桂田氏も事故当日の経緯に関する新たな資料を出したが、家族側はまだ納得できていない様子だった。
知床 観光船遭難 船体か 船名とみられる文字 海自の水中カメラ
北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU1」が遭難した事故で、関係者によりますと、観光船から通報があった「カシュニの滝」近くの海域で、29日午前、海底に船体とみられるものがあるのを、海上自衛隊の掃海艇が水中カメラの映像で確認したということです。
水深はおよそ100メートルで、船体から「Z」「U」「1」の文字が確認され、観光船の船名の一部とみられるということです。
海上保安庁は遭難した観光船とみて、詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220429/k10013605131000.html
いま「高知県」で起きているあることに、高知県民は驚きを隠せずにいます。
国土地理院が、2022年1月に行った全国都道府県別の面積の調査を公表しました。その調査結果を見ると、あの坂本龍馬の出身地・高知県の面積が8年前の調査に比べ、88ヘクタール・東京ドーム約18個分も縮小していたのです。
なぜ、高知県が小さくなってしまったのでしょうか。めざまし8は調査をした国土地理院を取材しました。
「高性能で精細なものが撮れるようになってきた」海岸線に変化
国土地理院 地名情報課 早坂寿人課長補佐: 測量に関して言うと、空から航空機で写真を撮ったりしているのですけど、どんどん時代が変わるごとに高性能で精細なものが撮れるようになってきた影響です
例えば、鹿児島県龍郷町(たつごうちょう)の地図を見てみると…
全文はこちら
https://www.fnn.jp/articles/CX/353507
4月23日に山梨県道志村で見つかった人の骨は、後頭部の一部で子どものものとみられることがわかりました。捜査関係者によると、骨があったのは山道から少し離れた場所で、大きさは数センチ程度、死後数年経過の可能性があるそうです。山岳捜索の専門家によると、今回発見された骨は「元々そこにあったとは考えにくい」としています。では一体何が起こっているのでしょうか?現場に何度も足を運んだことのある、元刑事に聞きました。
山形純菜キャスター:
今回見つかった骨について、民間で山岳捜索を行っている三苫育さんによると、「山の遭難現場では白骨化した状態の骨の一部だけが発見されることも多く、中でも形のわかりやすい頭蓋骨が最初に見つかるケースが多い」ということです。ただ「今回のように頭蓋骨の一部のみが発見されるというのは不自然だ」と指摘しています。さらに、3年前に数千人単位で長期間にわたり捜索している現場にその頃から今回の骨があったとは考えにくいとしています。
今回の現場で発見された理由については、▼雨などによって流されてきた▼動物や人が持ってきた可能性がある、ということです。
ホラン千秋キャスター:
中島さん、(警察は)関連を慎重に調べているというところですが、過去の事実に即して見ると、美咲さんが向かった方向と、今回、骨の一部が見つかった場所というのは反対で離れていますので、この場所で骨の一部が見つかったという報道を受けてどのような印象を持たれたでしょうか?
中島正純さん(元大阪府警刑事):
私はまず第一に非常に不自然だなと思いました。私は事件当時合計7回、そして4月27日も行きましたが、27日は現場に近寄ることができませんでした。ただ、当時7回行ったとき、私もこの現場で実際に探しました。そして延べ1700人が捜索しているにもかかわらず、そういう(骨の一部のような)ものは一切見つからなかったんです。
本来、骨があるということはそこにご遺体があると。当時は事件直後ですから、まだ白骨化していない状態でご遺体が見つかったはずですが、そういうことも一切なかった。そして、骨の一部だけが残っているというところも非常に不自然です。本来ならば、頭の先から足の指先まで体の全ての骨が周辺に散らばっている、複数見つかるのが当然のことだと思うんです。10センチ四方ぐらいの頭の後頭部の一部の骨しかないということは非常に不自然だなと。これで考えられるということは、やはり何らかの形で動物、もしくは事件として誰か人が持ってきたと考えるのが相当なのではないかと思います。
井上貴博キャスター:
この現場に実際に行ったことがないのでわからないのですが、映像を見る限り、道路も舗装されているところと舗装されてないところがあって、道路以外のところはうっそうと木が生い茂っています。7歳の女の子がそのあたりを分けて入って歩いていくのは、どのくらいのことが考えられ得ると感じましたか?
中島正純さん(元大阪府警刑事):
あのときに美咲ちゃんが遊んでいたのはテントを張っていた周辺で、約1分~2分ぐらいのところです。そして最後お母さんと離れたときは、道から左側に行ったんです。でも今回、右側に600メートルの位置で見つかっています。そこも非常に不自然で、あり得ない話なんですよ。小学1年生だと言っても、すぐ横で遊んでいた子どもたちがいないとなればすぐに引き返すと思うんですが、そういうことはなく、600メートルもどんどん奥の方に入っていくというのは考えられないし、舗装もしてなくて石で足が捻挫するようなところが何度も続いているようなところを600メートル。車もすごく揺れるぐらいの荒れた道なんですよ。ここを小学1年生の子どもが歩いていくということは考えられませんね。
井上貴博キャスター:
警察は29日以降も捜索・捜査を続けるということです。事件事故どういったものなのか、あとはDNA鑑定の結果が待たれるということになります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/207118775a0c8701a27ffc661e70eb3aac26e83d?page=2
不明の観光船、もともとは瀬戸内海の仕様 関係者「よく知床で…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d5b8e24f649b3bf1ba1da0d8c0cec3a1f16e846
北海道斜里町の知床半島沖で乗員乗客計26人を乗せて行方不明になった観光船「KAZUI(カズワン)」がもともと、波の穏やかな瀬戸内海の平水区域で使う旅客船として40年近く前に建造されていたことが、船の所有者を記した書類や関係者の話などからわかった。波の高い海域向けの改造がされていたとみられるが、当時を知る関係者は「瀬戸内海仕様の船をよく知床で使っていたなと思う」と驚いた。
小型船舶登録原簿や日本旅客船協会の資料、関係者の話によると、カズワンは1985年に山口市の造船所で造られ、広島県三原市の三原港と、10キロほど沖合の生口島(尾道市)を結ぶ片道30分ほどの定期航路で使われていた。
運航していた「ほうらい汽船」はすでに解散している。ただ、当時、この定期航路を利用していたという海運関係の男性は、「ひかり八号」と呼ばれていた白い船をよく覚えていた。男性は「ニュースで見て最初は目を疑ったが、船体の大きさや形、窓の数でわかった。この手の船はオーダーメイドで、同じ形のものはない」と話す。
【独自】国境の2離島が消失か、存在を確認できず…領海に影響する恐れ
全国に480超ある「国境離島」のうち、少なくとも2島について消失した可能性のあることがわかった。いずれも領海の基点となっており、領海範囲に影響する恐れがある。政府は慎重に確認作業を進めている。
複数の関係者によると、二つの島は、いずれも北海道にある面積百数十平方メートルの「節婦せっぷ南小島」と「汐首しおくび岬南小島」。新冠にいかっぷ町の約220メートル沖合に位置する節婦南小島は、2018年の北海道地震による地形変化で、海中に沈んだ可能性がある。函館市沖約100メートルの汐首岬南小島は、対岸の陸地で護岸を築いた時に島が組み込まれたとみられている。
国境離島は、領海や排他的経済水域(EEZ)の基点となる島々だ。昨年末時点で有人・無人を合わせ全国に484ある。政府は海洋権益の確保や国土保全を目的に、これらの島について17年までに国有財産化や名称付与の手続きを済ませた。国土地理院作成の地図にも記載されているが、衛星写真などと照合しても存在を明確に確認できない島が複数見つかり、海上保安庁や国土地理院などの関係機関が調べていた。
政府関係者によると、昨年末時点で存在が確認できていないのは、8島ある。節婦南小島と汐首岬南小島の2島に加え、オホーツク海上の「エサンベ鼻北小島」(北海道猿払さるふつ村)も、すでに波や流氷の浸食で消失の可能性が浮上している。8島のうち、残る5島は国土地理院発行の地図に記載された位置に島はないが、周辺に島影があり、実際の位置とずれている可能性が高い。今後、海保や国土地理院が航空機などを使って現地を確かめ、地図の修正も検討する。
全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210218-OYT1T50081/
北海道の知床半島の沖合で起きた観光船の遭難事故で、当日、航行中の船長が別の運航会社との間で行った無線のやり取りの内容が関係者への取材で明らかになりました。無線交信の内容からは、途中で波が高くなってきたことや最後は船長が「大変なことになった」と伝えるなど、次第に緊迫していった様子が分かります。関係者によりますと、遭難した観光船「KAZU 1」の運航会社は、数か月前から船と連絡を取り合うための無線機のアンテナが壊れ、事故の当日、豊田徳幸船長は別の運航会社と無線で連絡をとりあっていたということです。
関係者によりますと、出港後、無線交信は3回あり、1回目は、船長から「カシュニの滝を通過した」と運航の状況を伝える連絡があったということです。
そして、2回目の無線交信では「波が高くなった。ゆっくり航行するので港に戻るのが遅れる」と状況の変化を伝えてきたということです。
最後となった3回目は、突然、緊迫した様子になり、船長は「大変なことになった」と伝え、「ライフジャケットを着せろ」と誰かに声をかける音声が聞こえ、このやり取り以降、無線は途絶えたということです。
無線を聞いた別の運航会社のスタッフは慌てて「ひどいことになっている。海保に電話する」と話していたということです。
当日の状況を証言した関係者は「KAZU 1の運航会社には従業員が3人しかおらず、船長は1人でやらなくてはいけないことが多すぎて、天気予報も見ていなかったのではないか。操縦技術はうまかったが、経験が浅く、あまり教えてもらえていなかったようだ」と話していました。
全文はこちら
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013600161000.html
北海道の知床半島の沖合で乗客・乗員26人が乗った観光船が遭難した事故で、現場海域の捜索にあたっていた漁船から、魚群探知機で海底に一定の大きさがある物体を確認したと連絡があり、第1管区海上保安本部は行方が分からなくなった観光船の可能性もあるとみて確認を急いでいます。今月23日、乗客・乗員26人を乗せた観光船「KAZU 1」(19トン)が知床半島の沖合を航行中に遭難した事故は、これまでに11人の死亡が確認され、ほかの乗客・乗員や船体の捜索が続けられています。
海上保安庁によりますと26日午前、遭難現場とみられる斜里町の「カシュニの滝」近くで観光船の捜索にあたっていた漁船から、魚群探知機で海底に一定の大きさがある物体を確認したと連絡があったということです。
この場所は「カシュニの滝」から南に500メートルほどの「蛸岩」と呼ばれる岩場の近くで、水深はおよそ30メートルあるということです。
第1管区海上保安本部は、行方が分からなくなっている観光船の可能性もあるとみて、現場にダイバーなどを派遣して確認を急ぐとともに、引き続き乗客らの発見に全力を挙げることにしています。
全文はこちら
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013599521000.html
【斜里】行方不明者を捜索するヘリコプターの音が、前浜にけたたましく響いた―。乗客乗員26人を乗せ23日に遭難した小型観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」の捜索は24日もオホーツク管内斜里町の知床半島西側沿岸で続き、発見された10人全員の死亡が確認される最悪の事態となった。「息子が乗船していたかもしれない」。不安で胸が締め付けられる思いで現地を訪れた家族は情報の少なさにいらだち、残りの行方不明者の一刻も早い救助を祈った。
「息子が知床に旅行に来ているとは聞いていたが、連絡をしても電話がつながらない。これはまずいと思ってすぐに来た」。男性は事故が発生した23日に現地に駆け付け、乗船名簿に息子の名前を確認し、斜里町内の施設で不安を抱えながら一夜を過ごした。
夜通しで続く捜索に男性は「(発見されたのが)息子であってほしい。そうじゃないとも思いたい。冷たい水の中から早く助けてあげたい」と苦しい胸の内を語った。
現地対策本部が置かれた斜里町役場ウトロ支所には乗客の関係者が駆け付け、役場職員らも慌ただしく出入りした。24日昼には視察で訪れた斉藤鉄夫国土交通相と家族が面会し、支所からは「1分1秒でも早く何とかしてくれ」「26人の命をどう思っているのか」と怒号も漏れた。
全文はこちら
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/673565/
北海道・知床半島沖で子ども2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船が浸水後に消息を絶った遭難事故で、第1管区海上保安本部は25日、新たに性別不明の子ども1人を救助したと明らかにした。24日深夜、知床岬の東側の海域で巡視船が見つけ、搬送時に意識はなかった。発見は計11人となった。
安否不明者の捜索は夜を徹して続行。24日に死亡が確認された大人とみられる男女10人のうち、多くが見つかった知床岬先端周辺を中心に範囲を拡大。新たに見つかった子どもを含めた11人の身元特定も急ぐ。船体は沈没している可能性があり、一部の巡視船は音波探知機(ソナー)で海底を調べる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1245bcbfc3183ad162d966d5d2b062cfd932d341