■日蓮聖人が2年半暮らした寺、ほぼ全焼…「瞬く間に燃え広がった」
6日午前11時45分頃、新潟県佐渡市市野沢の妙照寺から出火、消防車12台が出動して約8時間後に鎮火したが、本堂と住居部分など複数の建物をほぼ全焼した。消火作業で50歳代の男性消防団員が軽いけがをした。佐渡署が出火原因を調べている。
市などによると、妙照寺は、鎌倉時代に佐渡島に流された日蓮聖人が2年半暮らした寺。本堂はかやぶき屋根で、江戸時代初期に再建されたとされる。
市有形文化財の「涅槃(ねはん)図」と「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」を所有しているが、文化財が無事かどうかは確認できていないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d046f2460ffdc38f4fae6dbfa7a4cc5c4b74f54
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