モロッコ中部で8日夜に起きたマグニチュード(M)6・8の地震は、世界文化遺産のある観光地マラケシュと、周辺の広大な山間部を襲った。日本人を含む旅行者や住民に混乱が広がっている。被害の全容は見えておらず、死傷者はさらに増える可能性がある。
新婚旅行でモロッコに着いた初日、東京都の会社員男性(34)と会社員女性(33)は、マラケシュ旧市街のホテルで休んでいた。
眠りにつこうとしたそのとき、「ドンッ」という衝撃があり、ミシミシという音とともに1分間ほど大きな揺れが続いた。2人は枕で頭をおおったが、男性は「ホテルが崩れて死ぬ」と思った。地震が襲った時の様子を朝日新聞の電話取材にそう語った。
逃げ惑う人々、半壊した向かいの建物
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