大阪府枚方市のJAの精米工場にハトが入り込み、フンや羽が舞う中で作業が行われていたことが分かりました。
問題が発覚したのは、大阪府枚方市のJA北河内営農センターです。
5月17日、守口市立小学校の給食で、小学6年生の生徒が米を食べたところ、中にホッチキスの芯が入っていて、生徒が口に痛みを感じました。
保護者会は、どこで混入したか調べるため、米の製造出荷元であるJAの精米工場に教育委員会の職員などとともに立ち入りました。
現場を確認したところ、ハトが入り込んで、たくさんのフンが落ちていたことが分かりました。
【守口市立小学校PTA 木村恭之さん】
「見ただけで7~8羽。至る所にフン。米にも袋にも。羽が舞っていてむせる保護者もいた」
ハトの存在について当初JAは、「数日前に自動ドアが壊れて入ってきた」と説明したものの、その後常にハトがいたことを認めました。
JAによると、米は守口市、枚方市、寝屋川市、門真市の学校給食やスーパーなどの小売店に出荷していたということで、20日から全ての米の製造出荷を中止しています。
JA北河内は「衛生管理の認識の欠如があった」とコメントしています。
枚方市保健所は20日、立ち入り調査を行い、結果をもとに今後の対処を判断していくということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde37bbab91be3b7861ff71126e4c2fd4786095d