賃貸アパート大手のレオパレス21は16日、2022年3月期連結決算を発表し、施工不良問題などの影響で陥っていた債務超過を解消したと
明らかにした。純損益は118億円の黒字(前期は236億円の赤字)に転換した。人件費などコストを削減したほか、営業の強化により入居率が向上した。
入居率は損益分岐点とされる80%を上回って推移し、3月末には約85%に上昇した。物件のオーナーに支払う家賃を個別の交渉で
減額したことも収益確保に寄与した。売上高は前期比2.6%減の3983億円だった。
レオパレスは、21年3月末時点で84億円の債務超過に陥っていた。
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