【ニューヨーク時事】
週明け25日の米株式市場で、米電気自動車(EV)大手テスラの株価が急伸し、株価に発行済み株式数を掛けて算出する時価総額が初めて1兆ドル(約114兆円)を突破した。
世界的に気候変動対策の強化が叫ばれる中、EV市場を先導するテスラへの注目度が増し、企業価値の向上につながった。
米企業で時価総額が1兆ドルを超えているのは、IT大手のアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、グーグルの親会社アルファベット。フェイスブックも一時、上回っていた。
この日は米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスが、2022年末までにテスラからEVを10万台購入すると発表。ハーツの保有車両のうち、EVが2割以上を占めることになる。市場では、EVの普及が一段と進むとの期待が高まり、テスラ株に買いが殺到。終値は1024.86ドルと、前週末比12.7%上昇した。
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