時速160キロで飲酒運転 事故を起こした男、妊娠7か月の婚約者と胎児の死を知り法廷で号泣(米)
飲酒運転で事故を起こした男が2日後、法廷で号泣する姿が目撃された。男は入廷直前、助手席に座っていた妊娠7か月の婚約者とお腹にいた胎児の死亡を初めて知らされたという。飲酒運転の悲劇を米ネットメディア『New York Post』などが伝えている。
米ニューヨーク州ニューヨーク市スタテン島で1月28日午前4時45分頃、車を運転していたアデム・ニケジーク(Adem Nikeziq、30)が事故を起こし、助手席に座っていたアドリアナ・シルメタージさん(Adriana Sylmetaj、23)と胎児が死亡した。
アデムは前夜からかなりの量の酒を飲んでいたにもかかわらず、2021年製ダッジ・チャレンジャーを運転、何度も車線変更をしながら時速160キロのスピードで走行していた。そして車はコントロールを失い、道路脇のコンクリートの壁に激突すると、そのままスピンしながら電柱に突っ込んだ。<中略>
一方のアデムはというと、軽傷ではあったものの地元の大学病院に搬送されて入院。事故から2日後、病院のガウンを着て車椅子に乗ったまま裁判所に姿を現した。
アデムの弁護士マーク・フォンテ氏(Mark Fonte)によると、アデムは入廷の直前までアドリアナさんと胎児(女の子)の死を知らなかったそうで、裁判官の前で号泣したという。
マーク氏は当時のことを「婚約者と胎児が亡くなったことをアデムに知らせる人はいませんでした。それで法廷に入る数分前、私がアデムにそのことを話したのです。すると彼は『全く信じられない』という表情を浮かべ、その場で泣き崩れたのです」と語っている。
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