2022年10月28日、韓国メディア・韓国経済は「名古屋でコーヒーを注文すると、びっくりすることが」と題して、名古屋のモーニング文化を紹介する記事を掲載した。
記事は日本メディアの報道を元に「名古屋の喫茶店でコーヒーなどの飲み物を注文するとトースト、ゆで卵、サラダなどが無料で提供される」と、名古屋のモーニング文化を紹介。「日本人の間では全国的に浸透しつつあるが、外国人にとっては依然として驚きの地域特有の文化だ」と伝えている。特に名古屋式モーニングの名物は、あんこを載せた小倉トーストで、他にも茶碗蒸し、焼きそばやパスタ、カレーライス、フルーツ、デザート、みたらし団子など、さまざまなメニューを提供する店も多いと紹介している。
また記事は、発祥は名古屋ではなく愛知県一宮市だという説が有力だとし、「繊維業が盛んだった1950年代、機織りの機械の騒音を避けて社外の喫茶店で商談や会議をする業者が多く、喫茶店側がお得意さんにサービスでゆで卵やピーナツを提供するようになったのが始まり」だと説明している。「モーニング文化は江戸時代に始まった」という説があることにも触れている。
その他、愛知県には大手製パンメーカーが多くあり、防腐剤不使用のおいしいパンが毎日周辺の店に供給されるシステムが備わっていること、ゆで卵が提供される理由はやはりこの地域で養鶏業が盛んだったためだということなども紹介している。
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https://www.recordchina.co.jp/b903492-s39-c30-d0195.html