「疲れ目で霞んで見えてるのかなと思いました」
ツイッターユーザーのぽぽふ(@popohu0)さんは、Jタウンネット記者の取材にそう漏らした。2022年7月14日にぽぽふさんが投稿した写真について聞いたときのことだ。
その目に一体、何が映っていたのかと言うと――
オレンジ色のポストコーンが道路の真ん中に、これでもかというほどビッシリ並べられているではないか!
ポストコーン自体は珍しいものではないが、ここまでギチギチに設置されているところは見たことがない。
ぽぽふさんに聞くと、並大抵ではない数のポストコーンが並んでいるのは、東京・台東区の新御徒町駅付近にある元浅草一丁目交差点から春日通りを西に進んだ方向だという。
明らかに供給過多で声出た pic.twitter.com/AGAqfv7Su6
— ぽぽふ🥄 (@popohu0) July 14, 2022
渡らせないための執念
何故こんなことになったのか。7月20日、Jタウンネット記者が当該区間の道路を管理する東京都第六建設事務所の保守課長に聞くと、こんな答えがあった。
「ポストコーンがあるのは、新御徒町駅のすぐ近く。歩行者が道路を渡らないように設置しています」
元々、当該区間にはポールの上部から横にポールが伸びているT字型のポストコーンが設置されていたという。
しかし、歩行者はT字型のポストコーンなら跳ね除けて横断してしまうため、抑止力としては微妙。
そこで警察とも協議し、20年に現在のようなポストコーンをギチギチに設置する形に改修したのだという。
https://j-town.net/2022/07/26336705.html?p=all