無印良品を展開する良品計画(東京都) の株価は、年始から15%以上の下落を見せた。昨夏からはローソンでの取り扱いがはじまり、身近なブランドへの転換を進める同社の試みを取材した。
大幅続落が続いた良品計画。1月6日の「2023年8月期 第1四半期決算(2022年9月1日~同年11月30日)」で明らかにされた、前年同期比54.9%減の営業利益(50億2,100万円)が要因とされる。<中略>
「高価格帯から低価格帯へのコンセプトを掲げたのと真逆の動きとして、ダイソーの新業態『スタンダードプロダクツ』があります。こちらはいわば100円ショップの高級路線。300円をメイン価格帯に据えた店で、現在、全国に約40店舗を展開しています。買い物をしたことがある方なら分かると思いますが、『スタンダード~』で扱われる商品は、とにかく無印とソックリなんです。『これなら“300円ダイソーでいいや”』となる消費者の動きは簡単に予想できます。この脅威に対抗する手段として“500円無印”に踏み切った背景があるのでは」
その比較は21年3月31日記事「無印良品ソックリと話題の渋谷『300円ダイソー』 商品開発のプロはどう評価するか」でも取り上げたが、商品の見た目は無印良品の得意とするシンプルなそれと酷似している。SNSには〈無印良品のジェネリック〉なんて指摘もあるほどだ。
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https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01190559/?all=1