24時間営業を自主的にやめ、一躍脚光を浴びたセブン-イレブン東大阪南上小阪店の元オーナー、松本実敏さん(60)。その後、セブン本部に契約を解除されたのは不当として、取引再開を求めた訴訟を起こしていた。<中略>
「私の弁護士は、無茶苦茶な判決と言っていますよ」
と語るのは、松本氏。
「セブン側の言い分だけが通って、こちらの主張は何ひとつ通らなかった。セブン側は336件のクレームのうち、60件ほどに絞って提示しました。それに一つひとつ反論していったのです。するとセブン側は、それ以外のクレームも取り上げて、こんなのもあったでしょうと。卑怯なやり方ですよ」
クレームが出たのは、お客の方にも問題があったからだと主張する。
「レジ待ちで順番通りに並ばない客に注意したら逆ギレされて、それで『出ていけ!』と言ったこともありました。ちょっと注意しただけで胸ぐらをつかまれたり、ツバを吐きかけられたり……。ケンカになったことも何度かありました」
買い物をしないのにコンビニの駐車場に無断駐車する者も沢山いたという。その度に注意すると、クレームとして本部に通報された。箸を使うものを買っていないお客に、箸を4膳要求されたので2膳だけ渡すと、本部にクレームが行ったことも。
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