問題はもっと根深いんです。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
大災害時に派遣される「緊急消防援助隊」に消防車を登録すれば国から補助金が出ます。
だから全国の消防はこぞって消防車を買う時に登録します。
ただ、この登録要件を満たすためにはダブルキャブや大量の資機材を装備する必要があり、→ https://t.co/lZ9tqmPKce
→とてもじゃないですが被災地に入れるような車両にはなりません。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
事実として、1/1夜に出発した各地の緊急消防援助隊は1/2はまるまる待機。
ヘリや海保・海自の世話になった部隊は進出できましたが、車両を伴う本隊は1/3までほぼ被災地入りできませんでした。
ちなみに救助犬団体などのハイエースは1/2には被災地入りしていますし、民間人が救援物資を届けて1日で往復してます。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
緊急援助隊車両は現実的な災害対応ではなく、各消防が仕様モリモリ消防車をお得に買える≒業者が高い消防車を買ってもらえるためのシステムに成り下がっています。
東日本大震災、西日本豪雨、熊本地震でも被災地でスタックする消防車が発生し、北海道地震ではスタックした消防車が自衛隊の進路をふさぎました。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
生のランクル、ハイラックス、デュトロあたりが一番良いのですが、それでは消防車メーカーにお金が落ちないので、まず実現しないでしょうね。 https://t.co/6S0vB5pu6T
緊急消防援助隊への登録部隊数がウナギ上りなのはそういう理由があります。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
実際には「名義貸し」みたいな状態で、本当に要請があっても出動させられない(させたら地元に消防士や消防車が足りなくなる)ようなド田舎なのに、補助金目当てで登録している消防もあります。… pic.twitter.com/QIXnqgJ6OM
さて、それらを踏まえると、総務省が配備しているこいつらを見る目が変わるんではないかな?と思います。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
三枚目は全長11mもあるのに中で10人もくつろげない特注キャンピングカー
四枚目は無線操縦機能・放水機能付きパワーショベル&特大積載車 pic.twitter.com/awPyTysPpj
現場の消防署の名誉のために言っておくと、「指揮車」「広報車」「査察車」「連絡車」なんかの名目で、ランクル・プラド・ハイラックス・デリカ・ジムニーなんかを配備してる意識高いところもあります。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
(でも、そんな名目にしないと買えないってのがね…) https://t.co/h0HHtyBKpp
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
多くの日本人に、これも考えてほしいんです。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 4, 2024
実は日本の消防には災害救助犬はいません。
一匹もいません。
警察・自衛隊にもいますが、ほとんどが「民間ボランティア」なんです。
拡散希望です。
消防に災害救助犬がいないのはどうなん?まとめ https://t.co/fny6OUfpus #Togetter @togetter_jpより
ランクルとかを広報車で買ってるのってこういう理由でしたか。
— tomo_san (@curiosity_nak) January 3, 2024
自衛隊や警察も別の理由の予算から必要な物を捻出してやりくりしてる話もありますし。
警察だとパトカーを国費で大量に買って、各県警に配分とかやってますが
消防車も国費購入とかやってるんですかね?
消防も国費購入あります。総務省の無償貸与車両がそうです。
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 3, 2024
警察の国費・県費購入は入札で大量発注してコストダウンですが、
消防の国費購入は仕様マシマシで特定企業の言い値のカスタムカー買う感じです。
その最たる例がレッドサラマンダーです。
一つ根本的に勘違いされていることがあり、そもそも消防組織とは「平時」の組織なんですよね。
— kou ike (@syuki1945) January 4, 2024
あくまでインフラ設備が整っていること前提の組織で、自己完結能力は無く大規模災害対応能力は低い。
平時に小型車両など基本的に不要で、消防にとって小型車両はコスパが悪いんですよ
僕がどんな人間だと思って話しかけてるのか知りませんけど、それは「大規模災害時に全国から救援部隊を派遣します!」って言ってる総務省消防庁に言ってください
— ジミーちゃん (@0816Jimmy) January 4, 2024
>一つ根本的に勘違いされている
>あくまでインフラ設備が整っていること前提の組織で、自己完結能力は無く大規模災害対応能力は低い https://t.co/go8TU58Q7u
自衛隊3・1/2トントラックと同じシャーシをつかったいすゞフォアード6×6
— サイトウさん (@agoago0takeshi) January 3, 2024
高い最低地上高、総輪駆動、ハイローギア、三段階デフロック、耐水没性能
モーターショーかなにかで発表されて消防が欲しがったという話が有ったが、一台でも導入出来たんだろうか pic.twitter.com/Xn1XhSHdOy
勉強になります。
— mk (@MamIK64328073) January 3, 2024
出動しても被災地に入っていなかったのですね。知らなかったです。
大型消防車は家の前の細い道には入れません。一台しか通れません。救急車が来れば暫く通行止めになるしかないです。
道路がボロボロになった状態での地震災害も派遣は難しいでしょうね。
— ゴン@SBAC (@sp21yt) January 3, 2024
いち早く機材も人員も、支援物資も送り込みたいのに叶わない。
遅いとかなんとか批判も起きているけど、そもそも大型車両でどっさり送り込んだり大型の機材を持ち込める状況ではないってのが現実。
特に能登は経路も細く限られるし