2021/12/02 17:58
全国銀行協会は、高島誠会長(三井住友銀行頭取)の後任に、三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取を選ぶ方向で調整に入った。みずほフィナンシャルグループから選出する予定だったが、相次ぐシステム障害で金融庁から2回の業務改善命令を受け、見送ることにした。
半沢氏の就任は、来春から来夏頃となる見込み。全銀協の会長は、今年6月まで三菱UFJフィナンシャル・グループの三毛 兼承(かねつぐ)会長が務めており、わずか1年で同じグループから協会長を出すことになる。
全銀協会長は従来、3メガバンクや持ち株会社のトップが輪番で担うのが慣例となっている。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211202-OYT1T50144/