「マスク着用社会」は非常にマズい…今すぐ外すべき、これだけの理由
<マスク着用がこのまま定着してしまったら、若者たちが担う未来の日本社会は一体どうなってしまうのか>
日本政府の新たな方針発表により、3月13日からついに正々堂々とマスクを着用せずに生活できる日々が戻ってきた。私は混み合った電車や病院など感染リスクの高い場所以外では、マスクをしないで過ごしている。
ところが、予想を上回る数の人々がマスク生活を続けている(13日の品川駅では約9割の人がマスクを着けていたという)。感染リスクのある場所だけでなく、周りに誰もいない道路を一人で歩いている人までマスクをしている。花粉症のせいかとも思ったが、どうやらそれだけが理由ではない。日本で花粉症を持つ人は人口の約半分だし、花粉の飛ばない雨の日まで皆マスクをしているのだから。外国人の目には、日本だけがコロナ感染の真っ最中のように見えるだろう。非常に奇異だ。一体どうしてまだマスクを着けているのか?<中略>
個人が弱い時代? 誰も面と向かって意見を言わない社会? それも匿名で発信できるヤフーニュースのコメントやツイッターが盛り上がる日本らしい未来ではあるが、それは果たして健全な社会と言えるのか。
安全と安心を第一に考える日本が、私は大好きだし住みやすいと思うが、安心安全の揺り籠から一歩も出ないのでは、この先の日本社会の行く先が心配だ。
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2023/04/post-150.php