北大、実用化可能な全固体電気化学熱トランジスタの作製に成功
北海道大学(北大)は2月23日、熱の伝わり方を電気スイッチで切り替える「全固体電気化学熱トランジスタ」の開発に成功したことを発表した。<中略>
電流のon/offを切替えられる半導体トランジスタのように、「熱流」のon/offを切替えられる「熱トランジスタ」を実現することができれば、電子機器から放出される微小廃熱の有効再利用につなげることが期待できるようになる。また、半導体集積回路の熱制御デバイスや、熱のシャッター、熱ディスプレイなど、これまでに無かった装置として応用するなど、熱管理用の次世代デバイスになる可能性も秘めているという。
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https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230224-2601107/
論文
Solid-State Electrochemical Thermal Transistors
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adfm.202214939