韓国政府が環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けた本格的な世論取りまとめの手続きを始める。
洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は13日に開かれた対外経済長官会議で、「TPP加盟を本格推進するため多様な利害関係者との社会的議論を基に関連手続きを開始する」と明らかにした。これまでTPP議論に消極的だった韓国政府が関連世論の取りまとめを始めたのは加盟に向けた一歩を踏み出したものと評価できる。<中略>
どうにかTPP議論を始めたが、韓国政府の立場は加盟申請ではなく「世論取りまとめ」にとどまっており残念との評価が出ている。TPPは加盟国全体の同意を受けなければ加盟できず、申請しても加盟できるかは不透明だ。また、英国に続き中国と台湾まですでに加盟を申請しており、順番が回ってくるまでは最小2~3年は待たなければならない。
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2021.12.14 06:41
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