メールの送り間違いなどで個人情報を流出させる事案が和歌山県庁で相次いでいる問題で、仁坂吉伸知事は17日、「トップとして県民におわびする」と謝罪した。
県によると、今年度に個人情報が漏れた事案は12日現在で15件(494人分)。2021年度の14件をすでに上回り、記録が残る13年度以降では最多となっている。<中略>
メールによる8件は、いずれもアドレスが他の受信者に見えないBCC欄ではなく、ほかの受信者に見えるTO欄などを使用したケースだった。今月8日に公表された事案では、県海草振興局が土木業者対象の講習会参加予定者131人に対し、9月30日から10月7日にかけて案内・確認のメールを計6回送信した際、BCC欄を使わなかったため、131人全員がすべてのメールアドレスを知ることになった。
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