【ワシントン=田島大志】米国防総省高官は8日、ウクライナに侵攻しているロシア軍が首都キエフの包囲網を3方面から狭め、総攻撃への準備を進めているとの分析を明らかにした。各地で激しい市街戦が展開される恐れが強まっているが、住民の退避は思うように進んでいない。
高官は、キエフ北方2か所に集結しているロシア軍部隊に加え、新たに北東約60キロ・メートルの距離で進軍が確認されたと説明した。露軍が総攻撃に入れば、長距離砲で市街地を集中的に狙い、補給路も断つだろうと指摘した。
米国防情報局(DIA)のスコット・ベリエ長官は8日、下院の公聴会で、キエフが水や食料の補給路を遮断されれば、「10日から2週間で絶望的な状況になる」との見通しを示した。
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