窃盗が横行、半数が病気… 動員されたロシア兵が撮ったキャンプ内部の悲惨な実情
<テントには「役に立たない」ストーブが一つだけ。目を離せばそれさえ盗まれるとおびえる兵士>
このキャンプでは窃盗が横行し、病気も流行っているという。動画の冒頭、兵士は「テニスシューズも軍靴も持っていない」と語る。数人が寝床にしているテントには暖を取るためのストーブが一つしかなく、それも「何の役にも立たなかった」と言う。
「私の声はしゃがれてひどいし、兵士の半分は風邪をひいてしまった」
テントからはさらにマットレスまで盗まれたが、(窃盗は)生き残るための唯一の方法だから仕方ないと力なくつぶやく。テントから離れるとストーブも盗られかねないと警戒する。
このようにキャンプ内では盗難が絶えないにもかかわらず、上役にはまるで力になる様子がない。
「副官には『私はお前のママかパパか? 自分で見つけろ』と言われた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/269f7179bd866c6ddc85713be93492261bd8b897