ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は6日、ほぼ全域がロシア軍の支配下にあるルガンスク州にウクライナ軍が進軍したことを明らかにした。
ガイダイ氏は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、ウクライナ軍がルガンスク州の一つの町を解放したと明かし、次の主要な戦場は同州西部の「クレミンナ周辺になる」と述べた。
ただ、隣接する東部ハリコフ州やドネツク州の要衝リマンから撤退した露軍がルガンスク州に向かっており、露軍は兵士や軍備を増強し、要塞を築いていると指摘。「(多くの地域を奪還した)ハリコフ州での軍事作戦のような『サプライズ』はない」と述べ、ルガンスク州での戦闘が長期化するとの見方を示した。【エルサレム三木幸治】
https://mainichi.jp/articles/20221007/k00/00m/030/003000c