当局、為替レート1400ウォン突破目前に介入強化
外国為替銀行にはリアルタイム需給状況報告を要請
韓米の金利逆転、貿易赤字など悪材料が重なり
1ドルあたりのウォン相場が13年ぶりの最高値である1400ウォン突破目前となり、為替当局も慌ただしく動いている様子だ。介入の強度を高め市場との駆け引きに積極的に乗り出し、手綱を引き締めている。しかし、米国と韓国の基準金利逆転および国内の貿易赤字など構造的理由により、「キングドル」(ドル超強気)がもたらしたウォン安の流れが続くという展望が少なくない。当局の注視と介入にもかかわらず、1400ウォン突破は今週初めから再び秒読みに入った。
企画財政部は18日、為替問題を担当する国際経済管理官(次官補)など1級以上の幹部が出席する政策点検会議を開いた。日曜日にもかかわらず内部会議を開き、物価、為替レート動向などを点検したわけだ。企画財政部など外国為替当局は15~16日、市場に保有ドルを大規模に売り渡し、積極的なウォン-ドル為替レート防御に乗り出したと知られている。チュ・ギョンホ副首相兼企画財政部長官が15日午前、国会企画財政委員会に出席し「為替レートが急激に上がる状況を我々も鋭意注視している」とし「過度に不安に思う必要はないが、我々もこのような現象をぼんやり眺めているわけにはいかない」と述べたのが信号弾だ。
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