大方の予想通り、決勝で日韓戦が実現した。
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会。10月4日に男子サッカー準決勝の2試合が行なわれ、日本が香港を4-0で、韓国がウズベキスタンを2-1でそれぞれ下し、ファイナルに駒を進めた。2大会連続の同一決勝カードとなり、日本は13年ぶり2度目、韓国は3大会連続6度目の優勝を狙う。
苦しみながらも勝利を収めたウズベク戦を受けて、韓国専門メディア『FOOTBALLiST』は「日本と韓国がまた決勝で顔を合わせる。ファン・ホンソン監督にとっては1年前の“0-3屈辱”を晴らすチャンスだ!」と銘打ち、プレビュー記事を掲載。まずは今回のU-22日本代表を次のように評している。
「日本は決勝トーナメントに入ってからの3試合で13得点・1失点と波に乗っている。彼らの強みはなんといっても攻撃のバリエーションと前線からのハイプレッシャーだ。本来のベストメンバーではないものの、日本代表はすべてのカテゴリーで統一した哲学を共有しており、今大会のチームも例外ではない。ショートパスを繋いでどんどんペナルティエリアに飛び込んでくるだろう」
日本の攻撃力を警戒しつつも、「一方でフィジカルは弱点だ」と指摘。「準々決勝の北朝鮮戦では、敵のダイレクトなスタイルとボディコンタクトを前面に押し出すサッカーに苦しんだ。彼らは韓国よりも2歳若く、年代別代表での2歳差は体格面で大きく影響する。韓国が優位に立てる側面だ」と論じた。
昨年6月、ウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップで韓国は日本に0-3の完敗を喫した。同メディアは「スコアでも内容でも完敗を喫した。だが、あれから1年、今大会のチームはまるで違う」と記して、以下のようにU-24韓国代表チームを持ち上げる。
「充実のスカッドを誇る。オーバーエイジでDFパク・ジンソプ、DFソル・ヨンウ、MFペク・スンホが各自の役割を全うし、当時のメンバーリストにいなかったMFチョン・ウヨン、MFオム・ウォンサン、DFファン・ジェウォンらが著しい成長を遂げた。また、中心選手であるMFイ・ガインとMFホン・ヒョンソクも1年前と比べられないくらいスケールアップを果たしている」
今大会の日本に負けるはずがない、と言いたげだ。
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