大手居酒屋チェーンのフランチャイズ経営に携わる60代役員の話。
「とくに都市部は深刻だ。都心なら時給1400円でも応募は来ない。インパクトを考えるなら時給2000円以上は出さないと来ないように思うが、それは無理だ。これまで、居酒屋チェーンのビジネスモデルそのものがデフレによって成り立ってきた」
居酒屋チェーンは安くて、早くて、美味いことを売りに業績を伸ばしてきた。とくに「安い」を実現するために、多くのアルバイトやパートといった非正規スタッフを雇い入れ、管理業務を除けばほぼ社員と同等の仕事を最低時給か、少し色をつけた額で任せてきた。人間もデフレだったということか。
「かつては安く使える学生アルバイトや既卒のフリーターが戦力だった。いくらでも来た。とくに既卒のフリーターはフルタイムで入りたがったし、就職が決まらないからと長く働いてくれた。いまなら新卒正社員の幹部候補でも来ないような国公立や名門私大を卒業した子が働いてくれた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6216ddf5220abb1ae8c0f4f3e56c19cfcdce2d0?page=2