有料化で、マナーの悪い迷惑客が予約しなくなった
この制限では、火気が使用できる有料エリアを設け、運営する奥むさし飯能観光協会のサイトで予約を受け付けた。これを有料化の実証実験と位置づけ、利用者が増える夏休みに合わせ、7月23日からは、週末やお盆期間に第2弾を始めた。エリアの利用は、1人1000円で、小学生以下は無料となっている。
この様子がテレビのニュース番組でも8月18日放送で取り上げられ、マナーがよくなりトラブルもなくなったと伝えられると、ツイッターでは、有料化が奏功したのではないかと大きな注目を集めた。
奥むさし飯能観光協会の担当者は19日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように有料化実験の手ごたえを話した。
「2回目の最中ですが、住民の方からは、騒音もなくなり、ゴミが非常に減ったとうれしいお言葉をいただいています。ゴミについては、
10分の1から20分の1ぐらい減っており、ゼロに近い感じですね」
マナーの悪い人が予約しなくなったため、飯能河原の人出は、1日数千人だったのが有料化で数百人に減った。半分以下のときもあり、1日500人の枠に満たないことも多いという。
ただ、17時以降は入場できないことになっているが、監視員がいないため、花火などをしに来る人は時々いるとした。ケンカはなくなったものの、酔いつぶれて救急車が出動したことが2回目実験で2度あったという。また、バーベキュー無料の近くの観光場所などに客が流れているともしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/967da36d41439c494945eaa9eda0bb854f036780?page=2