韓国メディアに「日本は貿易赤字だ」という記事が出るのは今に始まったことではありません。
日本の場合は、もう貿易に依存した国ではなくなっているのですが、韓国自身がまだ貿易依存国家であるため、「貿易赤字なのできっと日本は大変なことになるぞ」と考えるようです。
ところが現実には、韓国自身が輸出不振 ⇒ 貿易赤字 ⇒ 経常収支大幅減(経常収支赤字の場合も)という事態に陥っているのです。
自分の姿を投影して日本を心配しているご様子です。<中略>
対前年同期比の平均値を比較すると、以下のようになります。
韓国: 7.1%
日本:20.0%
韓国は、09月からのマイナス転落が効いて年平均が「7.1%」にしかなりませんでした。日本の場合は驚きの「20.0%」平均で回ったのです。大幅な輸出増です。
もっとも、日本は輸出大幅増でも貿易赤字ですが、韓国と違って日本の場合はそれでも経常収支が黒字になるのです。実際、2022年の経常収支は(まだ暫定値ながら)「+11兆4,432億円」で締まりました。
ちなみに『日本経済新聞』の「2022年に日本は経常収支赤字」予測は見事にはずれました。
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https://money1.jp/archives/99606