キャベツで臭いを軽減
見慣れない名前「キャベツニザダイ」。見た目はよく見るタイのようだが、いったいどんな魚なのだろうか。
くら寿司が16日から販売するのは、市場であまり取引されない低利用魚「ニザダイ」を使用した、おすし。
ニザダイは、魚の産卵や成長に必要な海藻を主食とすることから、磯焼けの原因とされ、本来は駆除対象の“海の厄介者”として扱われている。
また、主食としている海草の影響で、身は独特な磯の香りが強く、商品化へのハードルも高いとされていた。
そんな中、新たな取り組みとして行われたのが、キャベツを餌としたニザダイの養殖。漁獲したニザダイを養殖用のいけすで管理し、海藻の代わりに廃棄予定のキャベツを餌として10日間ほど与え続ける。
その結果、問題視されていた臭いが軽減することが判明。ニザダイが本来持つ、良質な脂ののりや食感を生かしたおすしが誕生した。
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