今更ですが、私は日本人ではありません。
— 書く猫@『赤き覇王』のWEB版を楽しんでください! 書籍版は打ち切りになったが、最後まで書きます! (@kakuneko22) July 14, 2025
母国でも商業作家をしていた猫です。
で、私は母国の出版業界が衰退するのを直接見てきました。
まず業界内に活気が無くなり、新しい客を集めるための活動が減ります。そして売上が減少すると、人件費を減らすために編集者や作家の扱いが雑になります。
赤き覇王 1 底辺人生の俺だけど、覇王になって女も国も手に入れてやる (HJノベルス)
赤い肌という容姿を持った少年・レッドは、街の住民からも、
スラムの中でさえも見下され、迫害され続けてきた。
怒りに身を焦がしながらやり返す方法を模索するレッドは、とある老人に出会い、
いつかこの国を滅ぼすのと引き換えに戦う方法を教わることに。
『知識』と『暴力』、二つの力を得た彼は、覇王への道を突き進む――!!
最底辺から成り上がる超王道ファンタジー!
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B0DWWZDJF1/you0108-22
そして編集者や作家の扱いが雑になると、作品の質が下がります。それで客の信頼を失い、更に活気が下がります。
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私が母国の出版業界を諦めたのは「今時、出版業界で真面目に働く人なんていませんよ」と、作家仲間から言われた時です。
で、私は日本語を勉強してなろうで物語を書き始めました。
日本なら、業界にもっと活気があるに違いない! もっと真剣にやっているに違いない! 私はそんな希望を抱えていました。
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だからこそ、母国の業界と同じ結末になることを見たくないのです。
ま、日本は母国より規模が大きいから、同じではないでしょう。でも流れが似ています。
この流れ、私は本当に身近で見ました。「読み手との信頼? そんなのに気をつける余裕なんて無いよ」「編集者や作家がこき使われている? 仕方ないよ」などなど
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ま、私は正直構いません。母国は最近WEB小説業界が成長しているし、少数ですが私を待ってくれているファンもいますから。
「お前の国に帰れ!」と言われても、「ま、なら帰ります」と答えるしかありません。
— 書く猫@『赤き覇王』のWEB版を楽しんでください! 書籍版は打ち切りになったが、最後まで書きます! (@kakuneko22) July 14, 2025
でも私が夢をかけた日本の小説業界が、母国と同じ結末を迎えるのは、正直悲しいです。
だから別の流れに行ける方法、もっと多くの人が考えて欲しいです。
数年間、日本で活動して多くのことを学びました。尊敬するべき創作者にたくさん出会いました。感謝するべき読み手にたくさん出会いました。
— 書く猫@『赤き覇王』のWEB版を楽しんでください! 書籍版は打ち切りになったが、最後まで書きます! (@kakuneko22) July 14, 2025
だからもっと多くの人が文化を楽しんで欲しいです。もっと活気のある創作界であって欲しいです。
私一人の事情なんて、それに比べると細やかなものです。
台湾人ですか?
— ゲームウサギ (@gamerabbit) July 14, 2025
ニャンダフル共和国です!
— 書く猫@『赤き覇王』のWEB版を楽しんでください! 書籍版は打ち切りになったが、最後まで書きます! (@kakuneko22) July 14, 2025
ニャンダフル共和国ですか?
— みりんご🌽 (@poco_online) July 14, 2025
どうしてそれを…!?
— 書く猫@『赤き覇王』のWEB版を楽しんでください! 書籍版は打ち切りになったが、最後まで書きます! (@kakuneko22) July 14, 2025
ポリコレで衰退したのかな?
— 勇者おいまて🇺🇸🇮🇱🇯🇵🇺🇦🇹🇼 (@N8xe0uQYGlBFmeV) July 14, 2025
その見解、合っていると思います。日本の出版業界も同じ道を辿る。間違いなく。
— 秋月友希 (@akithukiyuuki) July 14, 2025
小説はプロが書く必要は無いよね…と思いました🤤
— 不動産仙人 (@fgunshi) July 14, 2025
外国語を学んでいちから他国で頑張ろうとして、出版にまでこぎつけるとか、情熱が凄いです。
— 陰陽@4作品コミカライズと書籍化と商業化進行中 (@YinYang2145675) July 14, 2025
そういう人にはどんどん日本にきて欲しい人は多いと思います。
ラノベ黎明期からの流れをアマチュアとして見てきました。周りの同じアマチュアが、「今流行ってるものを書けばデビューできる! それが読者配慮!」といって、流行りものと似たようなものだけを書くようになり、オリジナリティを出すことはバカにされました。そこから衰退は始まったと思っています。
— 八谷響@「昼想夜夢 」 (@erusukuma) July 14, 2025
母国語ではないのに勉強して書籍化まで辿り着いた事は凄いし誇れる事ですよ!
— ぴゅあぴゅあぴんく@魔法少女小説書き (@purepurepinkuxu) July 14, 2025
ただ、日本でも正直本というものの存続は今後難しい状況です
わたしは新たなサービスやビジネスを模索していかないと小説という文化は続いていかないと考えています
いやいやLINEマンガとかwebtoonで中韓作家さんたちの漫画、めっちゃ面白いっスよ!
— nyaasu (@nyassuyanen) July 14, 2025
日本のユル自由な空気でのびのび描いてってほしいと願ってます
応援してます
なんと……。
— 和田@ネオコンコンテストに出品中!「童ノ宮奇談」連載中! (@wadaken1) July 14, 2025
まあでも、商業主義に毒され過ぎたらどこの国も同じようになるんでしょうね。
本来文学って商売ではないんだけど、それは忘れ去られてますからね。
生きていくためには仕方がないとは言え、世知辛い話です。