手数料を要求
「おたすけ支援金がもらえます」。広島市南区に住む女性(65)のスマートフォンに2021年11月上旬、そんな文面のメールが届いた。支援金を受け取ったとする人の顔写真や、名前の入った口コミも載っている。「必ず受け取ることができます」「1000万円で何を買いますか?楽しみですね」など弁護士を名乗る人物のコメントも記載されていた。
支援金1000万円を受け取るには、手数料1000円が必要と書かれていた。「面白そうだし、1000円くらいなら」。軽い気持ちで1000円分のプリペイドカードをコンビニエンスストアで購入し、インターネットで決済した。
ところが、その後も追加の手数料を要求するメールが毎日のように届いた。手数料は3000円、1万2000円と次第に増えていった。それでも、「いつかもらえるはず」とカードを購入し続けた。
女性が疑問を感じ、広島南署管内の交番に被害を届け出たのは同年11月末。既に50万円を支払っていた。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20230216-OYT1T50088/