オーストラリアのリチャード・マールズ(Richard Marles)国防相は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内で今週負傷した豪海軍のダイバーについて、中国艦がソナー(水中音波探知機)の音波を照射したことが原因である「可能性が高い」と述べ、中国の行動は「危険でプロらしさに欠ける」と非難した。
マールズ氏によれば、豪海軍のフリゲート「トゥーンバ(HMAS Toowoomba)」は、国連(UN)制裁の履行確保の支援に当たっていた。
同艦のスクリュープロペラに絡まった魚網を取り除くためダイバーが海に入っていたところ、中国の駆逐艦が接近してきた。
マールズ氏は、「中国艦はトゥーンバの通信を把握していたにもかかわらず、接近をやめなかった」「その直後、オーストラリアのダイバーを危険にさらすような方法で、中国艦が搭載しているソナーを作動させたことが検知された」と説明している。海に入っていたダイバーの人数は明らかにしていない。
ダイバーは軽傷を負い、医師の診断によれば、ソナーの音波に関連した負傷である「可能性が高い」とみられるという。
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