⬜︎賃貸住宅の入居者1700人余りが被害、自殺とみられる被害者の死亡も
⬜︎韓国の「チョンセ」制度、入居時に多額の保証金を家主に支払う
韓国で賃貸住宅詐欺の影響が広がり、当局が取り締まりを強化している。この詐欺では1000人を超える入居者が被害に遭い、被害額は数百億円規模に上る。<中略>
この詐欺は韓国で住宅を賃貸する際に多額の保証金支払う「チョンセ」と呼ばれる制度を狙った。家賃を毎月支払う韓国以外での一般的な制度とは異なり、チョンセは不動産物件価格の半分以上に相当する額の保証金を家主に預け、毎月の家賃を支払わない制度だ。家主はその資金を投資したり不動産の購入に充てたりして運用し、賃貸契約の終了時に預けられた額の全額を返金するが、保証金は数千万円単位に及ぶことも多い。
今回の詐欺では、家主が保証金を返却しなかった。1000以上の物件を持つ家主が死亡し、多数の入居者が中ぶらりんの状態となっている例もある。
全文はこちら
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-20/RTEPNET1UM0W01