【アルマトイ(カザフ)AFP時事】中央アジア・カザフスタンの最大都市アルマトイで、ロシアのウクライナ侵攻に反対するデモが行われた。参加者は2000人を超えた。カザフ当局は通常、この種のデモを許可しないが、ロシアを支持する国にも制裁を拡大すべきだと英国などで声が上がり始めたことから、ロシアとは距離を置く姿勢を示したい考えとみられる。
カザフ政府は5日、英政府から制裁対象にはならないと確約を得ていると強調。一方でデモを容認した。デモ隊は、平和の回復を求め、ロシアのプーチン大統領を非難した。カザフは1月、燃料価格高騰に抗議するデモが拡大、ロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)が部隊を派遣し、トカエフ大統領は危機を脱している。
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