1:名無しさん




岩手県の最低賃金が初めて千円台に乗ることが確実となった。物価高が続く中、暮らしの底上げにつながると歓迎の声が聞かれる一方、中小企業は人件費の上昇が経営を圧迫すると懸念。営業時間の短縮を検討する事業者もおり、行政支援を求める声が上がる。

紫波町の照井厚美さん(32)は、6歳の長男を育てながら家電量販店でアルバイトとして働く。「昼の時間帯の勤務でも時給が千円を超えるのはうれしい」と率直に喜ぶ。

「弱者切り捨てのように感じる」。宮古市の川崎タクシーの川崎利治代表取締役はため息をつく。復興需要が終息した上、人口減少に伴う地域経済の低迷で売り上げが上向かない。内部留保を取り崩しながら、給料を支払う状況が続く。

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