1:名無しさん




跡地利用

移転終了後、工場跡地は売却・譲渡され再開発が進められたが、建屋と設備は撤去されたものの工場跡地の全てが再開発はされておらず、テストコース跡を含めて大半が広大な空き地として残存しており、2016年現在においても航空写真などによる上空からの眺望では長大なテストコース、およびその他の遺構を窺うことができる。

跡地のうち全体の3分の1、旧テストコースの北側部分を含む北部跡地には、ダイヤモンドシティ・ミュー(現:イオンモールむさし村山)、武蔵村山病院、カレスト村山(カーミナル東京・東京日産新車のひろば村山店)、わらべや日洋東京工場などが建設された。またその一角にプリンスの丘公園があり、工場があった歴史を伝える記念碑が設置されている。

残る3分の2、テストコース中央部および南側、そして敷地東側の工場区画は宗教法人真如苑に譲渡された。この区画は所有者の真如苑を加えた「跡地利用協議会」(五者協議会)が立ち上げられ、「プロジェクトMURAYAMA用地」と称されてまちづくりのための土地利用が検討された[6]。

以後、協議会による検討が繰り返し行われているものの、真如苑所有地部分についてはほとんど利用されていないが、2013年8月23日にはサッカーグラウンド「真如苑芝生ひろば」(真如苑グラウンド)が開設され、地元の体育協会・サッカー協会に貸し出されている。2022年5月にこの地の正式名称は「真如ヤーナ」となった。

また、武蔵村山市役所の移転が検討されており、2020年7月、基本計画が策定された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%9D%91%E5%B1%B1%E5%B7%A5%E5%A0%B4