コメ価格が異常高騰したまま戻らない件、色々言われているけど三菱総研のこの説明が一番納得できた。
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 21, 2025
値段が高くなっても消費量が減らない=需給曲線が立っているから、わずかな生産量の変動で大きく価格が変ってしまう。https://t.co/HjYbYn78Cg pic.twitter.com/9QNQXhcvys
一部の報道では、流通過程で行方不明になっている21万トンは、高値販売を狙っている流通事業者が抱え込んでおり、そのために供給不足・価格が高止まりになっている、と考えている関係者が少なくないようだ(図表4・可能性1)。筆者としては、この21万トンについては、異なる見方(可能性2)をしているが、いずれにしても、「どこかに滞っているだけ」であれば、そのうち必ず市場には出てくるはずで、(農水省の需要の見立てが正しいのであれば)いずれ需要と供給が均衡し、価格は安定するはずだ。
最も問題なのは、農水省の需要と供給の見立てが誤っており、そもそも、需要に対する生産が十分にはできてなかった(2025年産もできない)場合である(可能性3)。その場合には、価格は高値のまま推移すると考えるのが自然である(この懸念、課題認識については、次回コラムで改めて取り上げたい)。
最終的に、現状の高止まりする価格が一定程度調整され、低下して安定的なものに落ち着くかどうかは、全体の生産量と需要量のバランス次第である。備蓄米放出が一時的なものとして実施される限り、その効果も一時的なものでしかない。結局、2024年産がおおむね全て市場に出てくる2025年の8月に市場に十分なコメが供給されていること、あるいは2025年度産が市場に出回る9月から11月ごろに、価格を安定させる程度に新米が十分に生産・供給されることが、価格の安定化には不可欠と考えられる。
全文はこちら
https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20250311_2.html
指摘あるけどJEPXの逼迫時と起きてる現象は同じ。価格が上がっても供給力増えないんだから、こうなるのは当たり前
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 21, 2025
これ見て理解できる人は、多分経済学の授業がどこか頭の中に残ってて、そのシナプスが反応してるんじゃないかな。学問は重要
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 22, 2025
生活必需品の需要曲線の傾きは急であること,必需品の需要の価格弾力性は低い(非弾力的)こと,つまり価格が上がっても需要量の減少幅が小さいことは大学入試でよく出題されます。奢侈品なら価格が20%上がれば需要量が40%減るが,必需品は20%上がっても数%しかへらないこともある。
— rose history temple (@rosehistory2022) April 22, 2025
電気代、JEPX市場の高騰もこれですね。価格上昇による節電は全体から見ると微々たるもの…需要はあまり変わらない、と
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 22, 2025
あと、急激に上がってるようにも見えるけど、いわゆる統制品は、閾値を超えた時の上げ幅がまさに「ぶっ壊れた」感じになってしまうのですよね…まさに跳ね上がる。そういう物品は必需品なので、代替品が広まるまでは、供給減で高騰しても短期的には需要が低くならないのが困りもの。
— alfred (@alfred24414850) April 22, 2025
電力がまさにそれで、JEPXでは燃料不足時に1kWhが上限の200円に張り付くという現象が起きました
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 22, 2025
輸出とかを拡大して需要側を拡大するとスパイクがマシになりますな
— 憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 (@lm700j) April 21, 2025
それか、備蓄米を臨機応変に出し入れするか、ですね。
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 21, 2025
今の農家は作ったコメは売るしかないし、外食産業を中心に高くても買うしかないので、玉切れ時にはスパイラル的価格上昇が起きてしまいますね。
このモデルに対して、戸別保証や補助金、輸入関税の撤廃がどう効くかが気になる
— 宇宙 (@FeeltheSpace15) April 22, 2025
そのあたりも三菱総研のレポートで触れられていますので、是非リンク先を。
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 22, 2025
ツイッターよもやま話ばかり見てきたからこんな情報をただで読める事を知れたのはありがたい
— 夜寝れない人 (@nerenaisanpo) April 22, 2025
基本的食料は価格弾性値が低い
— クリスマス・ピポ (@christmaspipoSG) April 22, 2025
は当たり前の事かと。
反対に平成5年「平成の大飢饉」の際インディカ米を緊急輸入するも誰も買わず最終的に5円/1kgまで下落したのを覚えてます
— クリスマス・ピポ (@christmaspipoSG) April 22, 2025
タイでは刈取りの稲を噛んだまま中古で輸出したIセキやYンマーのコンバインから外したコシヒカリも生産してると聞いたのに・・・ワザとか?
コメは代替が効かないので、余計に価格で需要変わらないんですよねえ。
— Shin-ya Ohnishi (@shinyaohnishi) April 22, 2025
今日はトンカツ食べたいなあって時に、御飯の代わりにパンが出てくるのを許せるのか、と
これ、進研ゼミ…じゃなくて、大学の講義で見たやつですね https://t.co/iYzlqycYX6
— 石松 修@宗像市 (@IshimatsuOsamu) April 23, 2025
このMRIのレポートは需要と供給の価格弾力性が低い(米みたいな必需品は低い)前提での解決策(備蓄米等)だが、価格弾力性を少しでも大きくする解決策あれば…
— CAPM (@cayman555) April 22, 2025
というあなた(需要側)はコレ!
パスタ! 麦飯! パン! イモ!
もう米高いなら買わない😾
これで立ってる需要曲線を寝かせよう😇 https://t.co/EgdthcpKyH pic.twitter.com/uq51aA30mR
日本の需要曲線はだいたいこれ
— ねぎーぎ@ネット上ビーバー (@lantgic57) April 23, 2025
マスクとかガンプラとかもそう
しかもこうなったら「もしかしたらもっと必要かも」で需要上がるし横槍入るから更に上がる https://t.co/uleZT4GMPg