韓国政府が「輸出が減ってきた! 大変だ」と大騒ぎですので、主要貿易相手国別の「もうけ具合」を見てみましょう。<中略>
最も赤字なのは、中東相手の貿易で、これは原油などのエネルギー資源を大量に輸入しているからです。「-919.3億ドル」もの大赤字になっているのは、資源価格の急騰が影響しています。
日本相手の「-241.1億ドル」もの大きな赤字ですが、これは仕方ありません。韓国は日本から輸入する素材・装備・部品に頼って完成品を生産しているので、韓国の輸出が増加すればするほど日本はもうかるという仕組みです。
日本からするとお得意様で、「(うちがもうかるから)もっと頑張って輸出してくださいね」です。ちなみに韓国は、対日本貿易で黒字になったことはだたの1年もありません。
意外なのは「対EU」ではないでしょうか。
韓国メディアの記事を見ていると「欧州で『現代自動車』のIONIQ5が大人気」といった記事ばかり目につきますが、「-1.2億ドル」とうっすら赤字。対EU貿易は、あまりもうかってはいないのです。
「ガハハおやじ」のアメリカ合衆国からは「279.8億ドル」もうけています。対合衆国貿易はテッパンなので、韓国としては頼れる黒字です。
ただ、中国になびいたときは盛大な嫌がらせをされそうなので要注意です。最近は「ガハハおやじ」も吝しわくなってきたので気を付けなければなりません。
最ももうけているのは、「ASEAN:423.6億ドル」と「ベトナム:342.4億ドル」です。
対中国貿易が「12.1億ドル」しかもうからなくなったので、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は「東南アジアだー!」と言い出していますが、それはこのデータからもうなずけます。
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https://money1.jp/archives/100787
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