求人サイトの募集内容と実際の月給に10万円以上の開きがあったとして、洋菓子店「マダムシンコ」の元従業員の男性(46)が、運営会社「カウカウフードシステム」(大阪市)を相手に、未払い賃金約200万円の支払いを求めて大阪地裁に労働審判を申し立てていることがわかった。近年、求人サイトを巡るトラブルが相次いでおり、改正職業安定法が施行される10月から規制が強化される。<中略>
男性は上司に「月給35万円」と口頭で確認し、署名した。しかし、試用期間中は25万円だった月給が3か月の期間終了後に約17万円になったという。男性は今春退職した。<中略>
9月28日の第1回期日で、同社側は求人サイトの求人広告が実態と異なっていたことを認めた。しかし、「インディードの広告は閲覧者を増やすために給与額を高く表示したものに過ぎない」などと主張し、「雇用契約の労働条件ではない」と争う姿勢を示した。
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